地元文化・風習紹介「上ヶ洞夏祭り」
- 2015年09月06日
みなさんこんにちは。
この夏みなさんはお祭りには行きましたか?
ここ高山市では古くからの風習がいまだ残っているところもあり、
集落ごとにお祭りが行われています。
毎年集落の人が協力し開催していおり、
このお祭りのために外から里帰りしてくる方もいるほど
大切に脈々と続けられているお祭りです。
それに僕も上ヶ洞に住人として参加してきました。
本来日本のお祭り、祭礼というと五穀豊穣や安全祈願、
感謝などのために神様やご先祖様をまつる
宗教的なものらしいですが、今では賑やかしのイベントも一般的にはお祭りと言ったりしますね。
上ヶ洞の夏祭りは前者にあたる神事としての祭りです。
お祭りというと夏に出店がずらっと並び、きらびやかな飾り付けがされてとそんなイメージですが、
そういったものはなく、神社の御神体へ舞や収穫された野菜などの捧げ物を奉納します。
昔は御神輿を担いで練り歩きなどもしていたそうですが、
やはり人口や環境が変わるにつれて受け継がれているお祭りも変化しつつあるようです。
お祭りといったらカキ氷とチョコバナナとりんご飴とわた飴となんて考えていた僕、
初めて参加したときのカルチャーショックといったら。
しかし、なるほどお祭りって本来こうなんだなと感動したのは記憶に新しいです。
そしてお祭りの後の飲み会こそ本番です。
なんとなく厳粛で排他的なイメージがあるかもしれませんが、
そんなことはありません、地元の方ももっと多くの人に参加して欲しいと願っています。
例年9月の第一土曜日に行われていますので、
良かったら是非お越しください。