キャンプ場までスノーシューで登ってきました
- 2017年03月01日
みなさんこんにちは。田中です。
2月の終わり、この日は朝からポカポカ陽気な一日です。
そんな春のような日差しの中、キャンプ場の様子を見に歩いて行ってみました。
子ノ原高原へ上がるゲートから上は、除雪車が入らないので車で上がれるのはここまで。
ここからスノーシューを履いてハイクアップ開始です。
日に当たった雪面はザクザクとザラメ雪で、4月の雪のような感じです。
カモシカやウサギ、キツネなど、動物たちの足あともたくさんみられます。
鳥の巣のように見えるのは、寄生木のヤドリギです。夏は見つけにくいのですが、冬になって宿主の木の葉が全部落ちてしまうと簡単に見つけることができます。
4月のようなポカポカ陽気で、ちょっと歩くと汗ばんでくるほど。
所々で積雪量を測りながら進みます。
ちなみにこの棒、テントポールではありません。
プローブと呼ばれる雪崩捜索用の棒ですが、目盛りがついているので今日はコレで積雪量を測っています。
たっぷり積もった雪は、測ると70~130cmほど。
今日は御嶽山もくっきりとキレイに見えます。
気持ちの良い白樺林を抜けたらキャンプ場はあと少し。
歩くこと約2時間。ようやくキャンプサイトへ到着です。
真っ白に輝く雄大な乗鞍岳が目の前に現れます。
ここはAエリア。今はまだ、ただの雪原にしか見えませんね。
サニタリー棟。
えさ釣り池も雪の下。歩いて渡れます。
ここはレンタル棟ですが、雪が吹き溜まる箇所には、屋根に歩いて登れるほど積もります。
最後に記念にキャンプ場のライブカメラにパチリと写ってきました。
3月末にまた調査のために歩いて上がってくる予定です。
この暖かさが続いて消雪が早ければ、昨年のようにゴールデンウィークから営業ができるかもしれませんね。