秋のアウトドア教室「スタッフと行く奥千町トレッキング」
- 2019年09月02日
みなさんこんにちは。南乗鞍キャンプ場の田中です。
無印良品キャンプ場の中では最も標高が高いところにある南乗鞍キャンプ場では、9月に入って、空気がヒンヤリとして一気に秋の気配が濃くなってきました。すでにフリースを着て仕事をしているスタッフもいるほどです。
キャンプ場では、高原の秋を代表する花「マツムシソウ」が、いたるところでキャンプサイトを青紫色に彩っています。
今日は、南乗鞍キャンプ場の秋の「アウトドア教室」を一つご紹介します。
今回はキャンプ場の場外へ飛び出して行うアウトドア教室です。
「スタッフと行く奥千町トレッキング」
このアウトドア教室では、普段は通行できないキャンプ場から乗鞍岳への登山ルートを、特別にスタッフがご案内します。
乗鞍岳から南西に伸びる千町尾根は、雄大な景色が楽しめる登山ルートです。乗鞍岳南西面はロングルートになることが多く、普段は登山者の姿を見ることはほとんどありません。尾根の中腹にある奥千町では乗鞍岳が目の前に広がり、池塘が美しい湿原や、ハイマツに覆われた緑の絨毯のような稜線が迎えてくれます。運が良ければ雷鳥のお出迎えも見られるかも。
※乗鞍岳山頂までは登りません。参加者の体力や経験に応じてプログラムを進めます。
標高2,300m付近、池塘が点在する湿原が美しい「奥千町(おくせんちょう)」
秋は「花」よりも「実」を楽しむ季節。まるでブルーベリーのような「クロマメノキ」は鳥たちの大好物。
ルート上にはかつて信仰の山であったことを伺わせる石仏が数多く祀られています。今はたまに訪れる登山者の安全を静かに見守ってくれています。
夏にはコバイケイソウやニッコウキスゲが咲き誇っていた湿原ですが、秋になると静かに冬を待っているかのような淑やかな風景に変わります。
乗鞍岳の雄大で、それでいて艶やかな稜線のスカイラインがガスに見え隠れするさまは本当に美しい。
ハイマツの絨毯を進むと、乗鞍岳の山頂が間近に迫ってきます。ここまで来れば参加者のみなさんも大満足。
みなさんも、秋の乗鞍岳を満喫できる「スタッフと行く奥千町トレッキング」にご参加してみませんか。
開催日:2019年10月5日(土)~10月6日(日)
※10/5 は夕方から行程や道具の確認を行いそのままキャンプ場へ宿泊します。
10/6 早朝から山へ登ります。
料金:6,804円(税込)
※教室参加料のみ。別途キャンプ場利用料が必要です。
対象:小学5年生以上
定員:10名
行程・持ち物など詳しくはコチラを御覧ください。
ご参加をお待ちしております。