今年もこの時期~飛騨古川三寺まいり
- 2020年01月16日
こんにちは。おぐまです。
今年は雪が少ないとはいえ寒いものは寒い!
そんな飛騨の冬を満喫すべく、キャンプ場から車で90分、
古川の三寺まいりに行ってまいりました。
「三寺まいり」とは何ぞや??というそこのお客様!!
「三寺まいり」とは飛騨古川で200年以上続く伝統行事。
浄土真宗の開祖・親鸞聖人のご遺徳を偲び、
毎年1月15日に古川の円光寺・真宗寺・本光寺の三つのお寺を詣でる習わしです。
明治・大正時代には飛騨から野麦峠を越えて
信州へ糸引きに出ていた娘さんが一年奉公を終え、
瀬戸川沿いのお寺を巡礼しました。
この三寺まいりは男女の出会いの場ともなり、
今では「縁結びのおまいり」として親しまれています。
蝋燭系の行事は人生の中で貧女の一灯から灯す高野山の万燈会に位にしか
参加したことがないので ワクワクしながらいざ会場へ!
三寺まいりは16時のまつり広場の点火式にて開始。
夕方と言っても まだまだ明るいです。明るいうちにお寺に行ってみます。
この日は特別に本堂が拝観できます。お寺好きの皆さんにはたまりませんね!
山門や堂内の彫刻は見ごたえがありますので、明るいうちに山門を鑑賞するのも楽しいです。
夜には法話もあるそうです。
蝋燭の灯りと灯篭が夜に映え、灯篭を流す瀬戸川沿いの白壁が照らされます。
冬の澄んだ空気と相まって なんとも幻想的。
折角なので私も献灯と灯篭流しを。
何を願ったのかは秘密です。
キャンプはできなくとも冬には冬の楽しみがありますね。
小京都 飛騨高山にぜひお越しください。