家でもできる本格ベーコンづくり
- 2021年05月24日
みなさんこんにちは。
南乗鞍キャンプ場のある高山市も梅雨入りして雨の日が続いています。
雨が降ると出かけるのも億劫になりがちですよね。
雨でアウトドアができない!と悩まれている方がいたら、ぜひ「燻製」をおすすめしたいです。
ということで今回、南乗鞍キャンプ場スタッフで「本格ベーコン作り」をしてみました!
そもそもベーコンって自分で作れるの?というところからのスタートだったのですが、いざ作ってみると「あれ?意外と簡単にできるんだ」とベーコンへのイメージがガラッと変わりました。
そんなベーコン作り初体験の私が、ベーコン作りの過程を簡単にお伝えしていきたいと思います。
大きく分けると、ベーコン作りの工程は以下の通り。
①ソミュール液に漬け込む
②塩抜きする
③乾燥させる
④燻製する
工程が多いように感じるかもしれませんが、作業→放置の繰り返しなので意外と手間はかかりません。
①ソミュール液に漬け込む:1~2週間程度
ソミュール液とは塩、砂糖、スパイス、ハーブ等を混ぜ合わせたもので、この工程でベーコンの味付けを行います。
お好みのハーブを入れて自分オリジナルのベーコンを作ることができます。
②塩抜きする:8~10時間程度
塩抜きはソミュール液をすべて洗い流して水に漬け込み、塩分を抜くことを言います。
専用の機械は不要で、水に浸したお肉を冷蔵庫に入れて放置するだけです!
塩抜きした後の様子はこちら↓
お肉の赤色が抜けてふやけた感じですね。ハーブの香りがほんのり漂っています。
③乾燥させる:12~24時間程度
続いて塩抜き後水気をよく取って乾燥させます。ラップはかけずに、バット等にお肉を乗せて冷蔵庫でしっかり乾かしていきます。
乾燥させた後のお肉↓
乾燥前よりお肉らしさが復活していて、正直この時点でももうおいしそうです。触ると表面はカピカピしています。しっかり乾燥させていないとおいしいベーコンにはならないそうです。
④燻製する:3時間程度
いざ燻製です! 今回は、田中支配人お手製の燻製器にて燻していきます。
こうやって並べている様子を見るだけでもわくわくしてきます。
途中扉を開けて中の様子を確認しつつ、チップを足していきます。
...約3時間経過
お手製ベーコンの完成です!
豚バラ、肩ロース、イノシシ肉など様々。どれも素敵な仕上がりになっているのではないでしょうか!
断面図はこんな感じです。
お、おいしそう...!このジューシーさ伝わりますでしょうか!
今回は肉の量が多かったので、大きめの燻製器で行いましたが、燻製は段ボールでもできちゃいます。
自作するのはちょっと...という方は段ボール製の燻製キットなるお手軽な製品もありますよ。
もちろん市販の燻製器を使用してもOKです。