君の名は、羚羊
- 2022年08月15日
こんにちは、南乗鞍の車の運転が下手な方の女子・おぐま です。
昨日、羚羊に出会いました!
そう、私と羚羊の出会いは遡ること2019年の11月...
図書館で『飛騨国風土記』を読んだ際、このあたりの村の産物の項目に
「稗 二十三石一斗、蕎麦 五石八斗、大豆 一石九斗、小豆・大繭 一貫目、小繭 十貫目、 榑 四十束、蕨粉 七石八斗、生馬 十八頭、猪 八頭、羚羊 三頭、山鳥 二十五羽、雉子 十羽、イハナ 二貫目」
とありました。
これが初めての「羚羊」でした。そういえば「羚羊のような足」っていいますね。
あれ?別にこれが初めての羚羊ではない気がしてきました。そいえばアフリカの話で読んだ気もしてきます。
ともあれ、「羚羊」とは一体...!?
特産の「生馬」はこのあたりは木曽馬の産地だから馬なんでしょう。木材で有名な木曽に隣接しているこの土地では、馬が木材を運ぶ道を木馬道(きんまみち)というくらいですし、昔から生活に密着していたんですね。
そして猪は確かに多いです。蕨もたくさん生えてます。
そこで「羚羊」。調べてみると牛の仲間のようです。
牛の仲間でこのあたりにいる野生動物...
まさか飛騨牛!?
なわけないですね。答えはこちら。
そう。特別天然記念物のニホンカモシカです。
カモシカはシカの仲間ではなくウシの仲間です。
この写真はAサイト遊歩道にて撮影。
歩いていると 突然「ガサガサッ」とクマザサが揺れます。
緊張しながら少しずつ木の陰から見てみると...そこには...
お互いに突然の出会いに驚いてしまいましたが、三十秒ほど見つめあった後に彼(彼女?)は去っていき居ました。
お盆も終盤、まもなく静かなキャンプ場が戻ってきます。
賑わいが去った子ノ原高原ではものすごーく!!
稀に!!!!
カモシカに出会うことがあります。
お盆真っ盛りの夏も活気があっていいですが、お盆が過ぎてからの南乗鞍も魅力が沢山!
是非お越しください。
大自然がお待ちしています。