団地のシェアルームに、無印良品で暮らしています ~千里シェアルーム大使の住まいレポート~

団地のシェアルームに、
無印良品で暮らしています

住まいモニター企画の第2弾の舞台は大阪の新千里西町にあるUR団地。MUJI×UR団地リノベーションプロジェクトが「シェアルーム」に1年無料で住む3人組を募集。なんと男3人の「千里シェアルーム大使」が誕生しました。
入居までのストーリー

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無印良品の家に暮らそう。

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緑色と青色のあいだ~激バトルのそばで~

2014年04月09日
140409_01.jpg 無印良品グランフロント大阪ガーデニング用品コーナーより愛をこめて。
こんにちは、トミーさんだよ。
春よ来い。気づけば春がすぐとなりでウォーミングアップをはじめていました。というかもう春ですか。花と種まきの季節ですね(唐突)。千里シェアルームでも菜園(仮)にて種まきの準備が着々とすすんでおります!

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無印良品は土も売っていると最近知ったトミー

千里シェアルームのなかを植物でいっぱいにしようと、こっそり観葉植物や野菜、ハーブの苗を買ってきているわたくしトミーさん。無印良品の家は植物がよく映える。室内緑化計画が水面下で進行しているのをホーリーとユースケはまだ知らない(笑)

さて、個人的にウフフな話は置いといて、いよいよ現実の問題を考えていかなければなりません。
しばらく前に、ホーリーとユースケのあいだで勃発した「激バトル」ですが、いよいよもって深刻化してきております。もう「しばらく前に」って書けるほど時間が経ってもうた。誰やねん時間が解決してくれるって言うたひとー。

140409_06.jpg 3人のシェアルームでおこった二人の仲違い。残されたわたくしトミーさんはとりあえず中立というたてまえの無関心をつらぬいております。
激バトルはおこっているものの、いまのところトミーの日常に被害が及んでいるわけではないので。
こういう考え方はシェアルームだからこそできるんじゃないかなーと思います。同棲とか同居となると、そうはいかないでしょうから。「友人同士」が言い争っていても被害を被るまで介入しない。このトミーの「友人同士」という考えは、どちらかというとホーリーのシェアの考え方に近いですな。

正直、シェアルームをしていて喧嘩は必ずおこるだろうなと予想はしていました。いくら友達だからって、性格も好き嫌いも違う3人がひとつ屋根の下で生活したら、意見が食い違って喧嘩になるに決まってますから。細かく言えば、トイレのやり方や炊事洗濯のやり方などなど。生活リズムも違うとなると、さらに食い違っちゃいますよね。
同じ生活観をもつ人同士であれば問題ないんでしょうが、残念ながら、僕たち「千里シェアルーム大使」の3人は見事に生活観がバラバラだった罠。これぞ孔明の罠。ぜんぶ孔明のせい!

シェアメイトは家族ではありません。でも、同じ空間で生活する以上、まるで家族にように共有しなければならないことが必ずあります。シェア生活をしていくうえで、わたくしトミーさんが大切にしている心構えがあります。

持ちつ持たれつ。

明日、朝早くて洗濯機がまわせない、ごめん洗濯しておいて。ゴミ出しはこっちがやっとくねー。この前掃除してくれたから、今度は掃除やっといたよ。などなど。
僕たち千里シェアルーム大使の3人は、家事の役割分担はしていません。最近はトミーが朝早く出かけるので、洗濯は主にホーリーかユースケがやってくれています。なので、掃除やゴミ出しはできるだけ僕がしようと心がけています。もちろん、逆になるときもあります。そういうときは、少しだけトミーのわがままを聞いてもらったりします。持ちつ持たれつ。ギブアンドテイク。

シェアルームの「シェア」は空間だけの話ではない、ということです。
空間のシェア、生活のシェア、時間のシェア、家事の方法のシェア、生活費のシェア。分け合う、ということは、分けてもらうしこちらも分けるということですよね。この「持ちつ持たれつ」を大事にすることがシェアをするうえで重要だとトミーさんは思うわけです。あくまで謙虚に。
これが「やってあげている」となってくるとダメ絶対。激バトルになります。誰しもが自分とおなじリズムだと思わないこと、意識の感覚をすこしだけひろげて、相手のリズムと自分のリズムを合わせていくこと。そう、大事なのは オ・モ・テ・ナ・スィ のココロ。
あと、些細なことでも「ありがとう」と言うこと! これはシェア生活に限らず、普通に大事なことよ!

とまあ、いざこざの起こらないようにしていても、現実問題すぐそばで起こってしまっているわけで......どどどどどうしよう。ギクシャクはないにこしたことはねーです。仲良しがいちばん。どうせなら無印良品グッズでなにか和解のきっかけがつくれないかなーと模索中なんだけれど、なにかいいアイテムないかな。

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こんなんとか、どないや?

最近のわたくしトミーさんのお気に入り「優しい昔菓子」シリーズ。写真のふがしとラムネの他にもたくさん種類があります。これ、あるだけでなんだかほっこりする不思議。きっと半分は優しさでできてるんだな。「優しい昔菓子」を囲みながら話し合い、どう。

ともあれ、喧嘩は和解できるなら和解したほうがいいですよね。実害は被っていないけれども、空気が悪いのは精神衛生上よろしくないですし。なにより、リビングに誰も寄り付かなくなって若干さみしいんです。鍋囲んで団欒しただけで喜んでいたトミーさんですから。笑い声がなくなるのは、やっぱりさみしいです。
シェアルームの新ルールを話し合ってなんとか決着をつけねば。どう決着がつくのかは後々ご報告します。

以上、嵐が巻き起こっているすぐとなりで、今日もぽかぽか陽気のなか菜園(仮)の植物たちとおはなししているトミーさんでした。げ、現実逃避ちゃうわ!

  • 千里シェアルーム
    大使プロフィール
    レポートをするのは、同じ大学を卒業した若い男性3人組。光と風に恵まれた団地でシェアな暮らしに挑戦します。
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