カリグラシ マガジンってなに? グランフロント大阪で開催中のイベントにいってきました
いよいよ木々が色づいてまいりました
とか秋っぽいことを言いつつ、寒さに目が覚めて深夜に羽毛布団を引きずり出したホーリーです。千里青山台団地の顔でもある74棟もお色直しをして、冬支度の真っ最中。先日観た映画の影響で、向こう側から巨人が顔を出しそうなんて思って写真を撮りました。思いません?
さて今回は、グランフロント大阪で開催中の「アワーズ カリグラシマガジンと50人のクリエイター」で開かれたイベントの様子をお届けです。
OURS KARIGURASHI MAGAZINEは、2015年の2月に創刊されたwebマガジン。UR都市機構とOURS.編集部のみなさんが、写真家、イラストレイター、デザイナーなどのクリエイター達と協力して貸すこと、借りることの魅力を再発見」しようってインターネットで発信されています。
「無印良品の場所 お借りします。」
WEBマガジンの作品の一部を現実に展示して、その会場でこの作品を作った人達のお話を聞いちゃおう! というのが今回のイベントの趣旨。中でも、OURS.に参加しているクリエイター50人の「なぜか捨てられないものを集めた展示」は「なんでこんなものを?」とお客さんの好奇心を煽っていました。
この人どこかで...
と思ったらやっぱり! トーリーが会場に来てました。実は、少し設営のお手伝いとしてボードにクギを打ったりパネルを貼ったりしていたそうで、落合団地DIYの過程からその様子が目に浮かびます。
「もっと暮らしにスケッチを!!」
「暮らしと写真」
そんな会場ではトーク&スケッチの参加型イベントと、写真家さんのトークセッションが開催。どちらも事前予約で満席となり、当日に会場を通りかかったお客さんで立ち見もでる盛況ぶりでした。
タケウマさん(左)とyamyamさん(右)のスケッチ教室
スケッチブックと画材が配られると、唐突にグルグルと勢いまかせの線を引かせるイラストレーターのおふたり。せーので始めると、描き始めるのに時間のかかる方も中にはいますよね? そんな方でも、はじめに筆の勢いをつけてあげるとすんなり描き始められることが多いんだそうです。なるほど。小学生のホーリーにも聞かせてあげたい。
それでもはじめは戸惑いを見せる参加者が多い中、タケウマさんが黒いカメラの絵をオレンジ色で塗ったり、yamyamさんが緑色で人形を描いて見せたあたりから「そういう感覚でいいんだ」って流れが変わったように見えました。
約1時間のスケッチ教室でしたが、2枚3枚と個性豊かなスケッチが次々と完成。最後は今日イチの絵を選んで、参加者で見せ合って談笑しました。OURS.で掲載されているようなスケッチは難しそうだけど、今回のようにコツを掴んでしまえば意外となんとかなるそう。「普段から気軽にスケッチしてもらえたら嬉しい」と、賑やかな雰囲気で楽しませてくれました。
スケッチ教室の熱も冷めないうちに、写真家によるトークイベントが開催。OURS.では「7DAYS」というほぼ毎日更新される団地の写真コーナーがあり、これまでに17名!の写真家の方々が参加され、今回はその中から4名が登壇されていました。
竹田 俊吾 さん 金サジ さん
平野 愛 さん 佐伯 慎亮 さん
平野 愛 さん 佐伯 慎亮 さん
みなさんそれぞれにファッションであったり建物であったり、同じ写真家といえど視点の違う場所からの意見がどれも面白い。写真を撮る人はカメラ以外にも興味の対象があって、撮影する中で発見したアレコレは聞いていて楽しくなりました。
なりゆきでカメラをはじめたホーリーには、目からウロコのトークセッション。「写真を撮らせて と声をかけられたら不安に思うか?」という会場への質問に、ほとんどの方が思わないと答えたのが印象的! だったので、それを信じてこれからも頑張って写真を撮ろうと思うホーリーでした。
現在開催中の「アワーズ カリグラシマガジンと50人のクリエイター」は10月14日、来週の水曜日まで開かれています。大阪梅田へお立ち寄りの際はぜひ、無印良品 グランフロント大阪へ行ってみてくださいね!