都会に住みたい15,000人の「あったらいいな」をかたちにしたリノベーション住戸が完成しました
都会に暮らしたい人に向けて2022年11月より開始したプロジェクト「地方もいいけど、やっぱり都会に住みたいプロジェクト」に参加いただいた約15,000人の「あったらいいな」をかたちにしたリノベーションが完成しました。
本プロジェクトでは、マンションリノベーションにフォーカスをして、より多くの「やっぱり都会に住みたい」方々とコラムやアンケートを通じてコミュニケーションを行い、都会で楽しめるリノベーションアイディアについて、間取や仕様・そこで使用される建具やパーツといった部分まで、みなさんと一緒に考えました。そして、その考えを実現した住戸が神奈川県横浜市と大阪府堺市に完成しました。
Compact Renovation
コラムやアンケートをもとに、家族暮らしには少しコンパクトな広さでも豊かに暮らしをおくるため、5つの要素を取り入れたリノベーションを行いました。
1.理想の暮らしはひとつじゃない
理想の暮らしはひとつではありません。家族構成や趣味、時代や季節、さらには天気によっても、さまざまな要素が常に変化しています。それなのに住まいが固定されてしまったら窮屈ではないでしょうか。そのために、自由に空間をカスタマイズできる暮らしのパーツを採用しました。
また、間取りに可変性をもたせるには、住まい自体の断熱性能が重要になります。断熱性能が高ければどんな間取りでもすべての部屋で快適な暮らしをすることができます。「MUJI INFILL 0」では、高性能断熱材や複層ガラスインナーサッシを採用し、快適な温熱環境を実現しています。
2.寝室は小さく、夢は大きく。
寝室についてのアンケートをもとに、寝室は「寝る」と「収納する」のみの空間とし、限られた空間を有効に活用しています。寝室を最小限にすることで、リビングなどの他のお部屋を広く使うことができます。
3.いつも清潔に
廊下のもつ機能は一般的に移動のみですが、廊下に洗面台を置くことで、廊下に機能性が足されて無駄な部分が少なくなります。また玄関からの動線もよく、清潔な状態でお部屋に入ることができます。また、アンケートの共感度をもとに、洗面上部にルーバー天井を設けることで、身だしなみを整える工夫が可能となります。
4.ここなら勉強できるのに
アンケートでは、勉強や仕事を行うスペースについても様々なご意見をいただきました。集中できる空間としてワークスペースを工夫しました。部屋の仕切り部分に木で囲まれた空間をつくることで勉強や仕事を行うスペースだけでなく、収納や部屋を一体的に使うこともできます。
5.あらゆる場所にしまってみる
アンケートやコラムでもっとも反響があったのが収納についてです。アンケートでのご意見をもとに、間仕切り収納や洗面所のルーバー天井、また玄関の上框部分も収納スペースとしました。散らかりがちなよく使う靴を置くことができて玄関がスッキリ見えます。
リノベーションした住戸
ファミリータイプだとコンパクトな50m²台でも、可変性や多様性を大事にし、様々な暮らし方の可能性を感じていただけるリノベーション住戸です。当社が提供する性能向上リノベーション「MUJI INFILL 0」にスペースを有効に活用する、用途に応じて使い分ける、などの豊かに暮らすためのパーツを取り入れています。
「地方もいいけど、やっぱり都会に住みたいプロジェクト」コラム
2022年11月より開始したプロジェクトのコラムやアンケートの結果をご覧いただけます。また、完成したリノベーション住戸についてのポイントを開発者が解説したコラムも随時更新してまいります。