2006年5月15日より8月31日までの約3ヶ月半募集しましたMUJI AWARD 01は 52カ国から4,758通ものご応募をいただきました。たくさんのご応募ありがとうございました。今回は「隅」というテーマのもと、さまざまな視点からご提案をいただきました。
厳正なる審査のもと以下のように受賞作品が決定しましたのでご紹介いたします。また審査員からのコメントや総評などもぜひご覧ください。
コマ付きノート | 米森 大樹(日本) | |
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SORI | 5+2(歌代 悟/荒木 充子/加藤 正樹/平 孝弘/森 泰香/小野 里奈/山口 光)(日本) | |
温度のありか | 朴 成一(日本) | |
クリップコード | 西山 誠(日本) | |
PEN-PAPER-TRAY | 石上 大輔(日本) |
雲をつかむ | 渡邊 幸子 + 鈴木 篤(日本) | |
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縦置きティッシュ | 西川 圭 + 宮崎 毅(日本) | |
HOLE TOWEL | 定松 伸治(日本) | |
COVER IT | 柳原 照弘(日本) | |
edge denchi | 行徳 + 金築(行徳達之/金築尚絵)(日本) |
※銅賞は該当作品が6作品に満たなかったため、5作品の受賞となりました。
まずは、世界52カ国から、そして4,758通もの作品をご応募頂きました事に驚きと感謝と「無印良品」「MUJI」に対する世界中の皆様のご期待の大きさに改めて身が引き締まる思いです。
弊社の商品開発スタッフが総出で第一次審査から第二次審査を担当させて頂きましたが、その数に途方に暮れながらもハッとするアイデアに思わず微笑み、また力を貰って審査を続ける、そんな真剣勝負の中から新たな商品開発の能力も頂けたと思っております。
「簡素が豪華に引け目を感ずることなく、その簡素の中に秘めた知性なり感性なりがむしろ誇りに思える世界、そういった価値体系を拡めることができれば少ない資源で生活を豊かにする事ができる。」故・田中一光氏の言葉ですが、今回のテーマ「隅」“意識の末踏”の洞察が私達地球人のより良い生活の基本と普遍を探し当てて行く必然だと考えています。その様な意味で世界中の多くの人々がそれを探求されたことに大いに勇気を頂き、これからも自然とモノと人間のより良い関係を探求してまいりたいと思います。
ご応募いただいた皆様、本当にありがとうございました。
(株式会社良品計画 代表取締役社長)
審査風景