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キャンプ場最新情報 2004 掲載日:2004/06/04

周辺釣り場情報NO.1(南乗鞍)

水生昆虫たちが次々とハッチしています(飛騨川)

 
南乗鞍キャンプ場の周辺では、渓流釣りの本格シーズンを迎え、週末には釣りを楽しまれる方を見かけることが多くなってきました。そこで、今年もキャンプ場フライフィッシング教室講師・新井春国氏による、周辺釣り場情報をお届けいたします。第1回目は「飛騨川」です。




  今年もフィッシングシーズンが到来! 昨年の釣果を思い出しながらフライを準備してフィールドへと向かいましたが、予想に反して水生昆虫の羽化が遅れている模様でした。連日の雨の影響もでているのかとも考え、慎重にフライを選択し、美しい魚たちを手にすることができました。

場所は、昨年5月のレポートでもご案内した久々野町久須母地区内(南乗鞍キャンプ場より下呂方面へ車で40分)を流れる飛騨川本流です。周辺の様子は、昨年のレポート(2003年5月9日公開)をご覧ください。



釣行DATA

釣行日時 2004年5月23日(日)15:00〜18:00
河川名 飛騨川
(大野郡久々野町久須母地区/南乗鞍キャンプ場より下呂方面へ車で約40分) ※益田川上流漁業協同組合管轄
対象魚 イワナ、アマゴ、ニジマス
16℃
11℃
ハッチ状況 モンカゲロウ
使用ロッド #5、8’6"
使用リーダー 3X12feet〜4X12feet
使用ティペット 3〜4x
使用フライ エルクヘアカディス#12、オリジナルウェット#8




ウェットを咥えたアマゴ。サイズは良いが放流魚の姿がまだ残る。重量感のある引きがロッドをしならせた。
 


オリジナルウェットフライ。ボディー:シールスファー、スロートハックル:ブラックハックル、ウィング:ターキークイル



12番のカディスフライを咥えたアマゴ。サイズは小振りでも魚体はとてもきれいだ。
 



連日の雨で増水。川幅が広く流れも速く、思い通りにフライを流すのには苦戦。



今日一番のアマゴは、10番のカディスにガップリと食いついてきた。増水もあわせて、ランディングするのが大変だった。
 



ポイントもつかみづらく立ち込みも大変だったが、この大型アマゴは淵の開きをフライが流れきる寸前にアタック。



雨の中を移動中、沢ガニを発見。その姿に気が和む。



  あいにく天候には恵まれませんでしたが、美しいアマゴたちに巡り会えました。増水時は、予想もできないような強い流れもありますので、ウェーディングの際には、十分気を付けてください。



  今後は、天候さえ落ち着き安定すれば、モンカゲロウのハッチが期待できます。ハッチの時期に遭遇できれば、大型のドライメイフライパターンが活躍するでしょう。モンカゲロウの後はヒゲナガトビケラまたは、ヒラタカゲロウがハッチしていくと予想しています。これからも順次レポートいたしますので、どうぞご期待ください。

レポート:南乗鞍キャンプ場フライフィッシング講師 新井 春国氏



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