南乗鞍キャンプ場便りNO .14

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南乗鞍キャンプ場便り No.14

「昔を食べる会」第3弾
　9月8日の土曜日、南乗鞍キャンプ場で恒例「昔を食べる会」が開催されました。この会が南乗鞍キャンプ場で行われるのは今回で3回目。今回は、この会始まって以来、もっとも多くのお客様（40名程）にご参加いただき、大変にぎやかな会となりました。

「アミタケ」。日本全国で広く食用とされています。

「アミタケ」は、煮ると紫色に変わります。

　今回のメニューは、地元で採れたキノコを使った「きのこ汁」と、「そうめんかぼちゃ」です。きのこ汁の具は「タイコノバチ」や「アミタケ」など。タイコノバチは、太鼓をたたく“ばち”のように、かさが小さく、じくが太く長いので、地元高根村ではこのように呼んでいます。そのほか別名として「ショウゲンジ」「コムソウ」とも言います。
　
　きのこ汁の他に、「そうめんかぼちゃ」をご用意しました。「そうめんかぼちゃ」は瓜の仲間で、とうがんより丸い形状をしています。中身が繊維状になっていて、輪切りにしたものを軽く茹でます。茹でたものは水にさらすと、そうめんのようにほぐれます。これにしょう油やつゆをつけ、麺のように食べます。食感はシャリシャリしていて、瓜をうすくしたような味です。

きのこ汁。「アミタケ」と「タイコノバチ」が見えます。

「きのこ汁」と「そうめんかぼちゃ」を試食します。

　会は6時30分に始まりました。中には開始時間よりも早く会場にいらっしゃったお客さまの姿もあり、この夜の盛り上がりを予感しました。そして予想を上回るお客さまの人数に、用意したきのこ汁は完食。また、お話がはずんだこともあって、解散したのは終了予定時間の午後9時を大きく過ぎ、午後10時となりました。これからも、このようにたくさんのお客さまとおいしい料理を囲み、キャンプ話から地元・南乗鞍のことまで、楽しくお話ができたらと思います。


	□レポート：南乗鞍キャンプ場スタッフ　市原秀久

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