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津南キャンプ場便り No.16
 

「秋の『昔を食べる会』開催」
 たくさんのススキが穂を開き、キャンプサイトを飾っています。そんな秋真っ只中の津南キャンプ場で、9月29日の土曜日、「昔を食べる会」第3弾を開催しました。今回のお客様は、前回も参加してくださった2組を含む30名程。皆様、キャンプ話に花を咲かせながら楽しい夜をすごしていただけたようでした。


お月見団子がテーブルにセット。この時期ならではです。
 
いよいよ「秋の『昔を食べる会』」の始まりです。
 今回の献立は「マイタケの天ぷら」「スギヒラタケの天ぷら」「山栗の天ぷら」「キノコ汁」「栗ご飯」など。まさに秋の味覚を代表する素材がテーブルにずらりと並びました。さらに、十五夜が近いこともあったので「お月見団子」もご用意いたしました。どのお料理も、昔から食べ継がれてる物ばかりです。
 

マイタケの風味は天ぷらにしても楽しめます。
 
栗は、現在収穫時期真っ只中。「栗ご飯」「山栗の天ぷら」と大活躍です。
 

 多くの味覚が並ぶ中、今回の主役はやはり栗。天ぷらにした「山栗」は、身が小ぶりなため、皮むきに手間がかかります。しかし、その手間をかけてでも食べたいのは、普通に売られているものより、栗そのものに甘みがあるからです。ほとんど味付けをしなくてもおいしく食べられるほどです。

 

キノコ汁で、体を芯からからあたためます。大きなお鍋でたくさん作るから、“だし”が出て、よりおいしくなりますね。
 
七輪の周りには、お団子の焼けるいいにおいが。早く食べたいです。
 
 今回の「昔を食べる会」は「秋の味覚を楽しむ会」とも名付けたくなるような、賑やかな献立でした。  この時期になると、朝晩は少し寒さを感じることもあります。そんな中、キノコ汁や秋の味覚料理でからだを暖めながら、お客様同士の会話の輪が広がっていきました。
 

お団子が焼けました!
 
ランタンのやさしい明かりの中、秋の恵みである味覚と風景を堪能しました。
 
 お子様が七輪を囲み、お団子をススキの穂に刺して焼きながら、「うーさぎ うさぎ〜」と歌いだしました。その様子を見守る方々も一緒に歌い始める一幕もあり、会はよりなごやかな雰囲気となりました。夜が更けるにつれ、気温が下がり寒さを感じ始めましたが、この夜はそんな微笑ましい光景と秋の味覚で、お客様も私たちスタッフの心もほかほかの温まりました。

レポート:津南キャンプ場スタッフ 島田誠一



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