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キャンプ場最新情報 2002 掲載日:2002/06/07

動植物最新情報NO.4/南乗鞍キャンプ場

 

 前回までお知らせしていた山菜もピークを過ぎ、今度はさまざまな草花たちが姿を見せています。まだつぼみの状態のものも多いですが、満開になればキャンプ場を美しい色や甘い香りで包みます。そこで今回は、キャンプ場や周辺で見ることができる植物たちをご紹介します。

 
コナシ(ズミ)
5月下旬〜6月上旬が見頃です。
キャンプ場内またその周辺で見ることができます。
鮮やかな緑の葉と純白の花が見事に調和し、目を楽しませてくれます。
 
つぼみはピンク色ですが、開花すれば白色に。実は赤色で、それぞれの時期でいろんな色を楽しめます。
 
 キャンプ場へ続く高原道路には、この時期、コナシが花を咲かせています。山菜同様、例年よりは10日間ほど早く花開いたようで、辺りにはよい香りを漂わせています。撮影当日は雲一つない晴天だったこともあり、緑の葉と純白の花がよりいっそう美しく見え、思わず車から降りてしばらく眺めてしまうほどでした。高原周辺だけではなく、標高1600mのキャンプ場にもコナシの花が咲き始めようとしています。ぜひご来場いただき、白色に包まれたキャンプ場の華麗な様子をご覧になってみませんか。

レンゲツツジ
高原周辺とキャンプ場内で見ることができます。
見頃は6月中旬頃です。

高原周辺で見つけました。今はつぼみから開きかけた状態のものが多いです。
 
満開になればたくさんの真っ赤な花を咲かせます。
 

 この時期、コナシと並び、美しい姿を見せてくれる植物があります。レンゲツツジです。高原周辺やキャンプ場内のいたるところで見ることができ、たくさんの朱色の花を咲かせます。キャンプ場内ではまだつぼみのものが多いですが、標高が若干低いところでは間もなく花開く状態です。ここ子ノ原高原には、レンゲツツジが群生している場所が多く、満開になると一面が赤色で埋め尽くされます。辺りにある木々の緑と合わさり、見事な風景を楽しめますよ。キャンプ場のセンターハウス付近でもご覧いただけますので、ぜひその美しさを実感してみてください。

 これからキャンプ場内では、さまざまな植物や動物たちが姿を見せます。日頃あまり見ることのない珍しい動植物たちに、目を向けてみませんか。きっと新しい発見や驚きを体験できますよ。

レポート:南乗鞍キャンプ場スタッフ 市原 秀久



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