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キャンプ場最新情報 2002 掲載日:2002/04/24

津南キャンプ場便り NO.4

 

 

 津南キャンプ場のオープン日まで、残すところ約1週間。キャンプ場内の雪は、多いところでも90cm、頂上付近の日当たりの良いサイトでは完全になくなったところも出てきました。場内へのアクセス道の雪もほぼなくなり、皆様に安心してキャンプ場へお越しいただけるようになりました。また気温も、気候によっても変わりますが、昼間は20℃まであがる日があります。しかし早朝、夜間は放射冷却の影響で5℃前後まで下がることもありますので、ゴールデンウィーク期間中にキャンプ場へお越しいただく際は、防寒対策の準備をしっかり行うことをお勧めします。私たちスタッフも、オープンに向け、準備も最終段階に入っております。
 キャンプ場では、さまざまな植物や山菜たちが次々に顔を出し、見る者の目を楽しませてくれます。皆さんも天気予報やニュースなどでご存知かと思いますが、今年は春といえども気温の高い日が多く、例年の同じ時期なら少し顔を出していただけの植物たちもすでに花を咲かせているのです。その様子を見ると、春の色がさらに濃くなっているのが目に見えて分かります。
 今回は花の中でも「タチツボスミレ」についてお話します。タチツボスミレは、田舎の人家近くや林のヘリに自生します。淡いきれいな紫色の花が咲き、葉は丸みのあるハート型です。でも葉のへりには、ギザギザ状になった「のこぎり葉(鋸歯:キョシ)」があり、また花が茎と根元の両方につく珍しい品種なのです。開花の時期が4月〜5月なので、キャンプ場のオープンの頃にもまだ花を咲かせていると思います。キャンプ場にご来場の際は、ぜひこの珍しいタチツボスミレや他の草花を探して、植物鑑賞を楽しんでみてはいかがでしょうか。
 次回は、オープン直前のキャンプ場情報をお届けします。ぜひご覧ください。


キャンプ場で見つけた春の息吹たち
 
 
キャンプ場へ登る道で見つけた
タチツボスミレ

淡い紫色がきれいです。花もかわいいですね。
(4月18日撮影)
 
美しく花開く
キクザキイチゲ

日中に花が開き、夜はしぼむ珍しい品種です。
(4月19日撮影)
   
 

ショウジョウバカマ

ユリの仲間で、山野のやや湿った場所に咲きます。ピンクのほかに白の花を咲かせるものもあります。
(4月18日撮影)
 
顔を出したばかりの
フキノトウ

前回は成長したふきのとうの様子でしたが、まだこんなに小さなものもあるんですよ。
(4月18日撮影)

ご参考までに現在の消雪状況をお届けします。
   
 
センターハウス

周りの雪も解けて、センターハウスの形もはっきり見えてきました。テラスも準備万端です。
(4月20日撮影)

レポート:津南キャンプ場スタッフ 志田有紀



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