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- DIY(フル)
壁造り編 〜支柱をたてよう〜
どうもこんにちは。このレポートが始まってからジワジワと、友人知人に「トーリー」と呼ばれる機会の増えたトーリーです。神戸の落合団地は夏本番にむけてお色直しの真っ最中で、どこもかしこもシートに覆われています。
階段室も、ペンキが散っても大丈夫なように養生されて異様な雰囲気に。前回紹介したマスカーが養生に使われています。おわかりいただけるだろうか...
ここに間仕切りの壁を造ることで、もとの間取りにはなかった脱衣スペースを作り出そうという目論見です。そのために、まずは下地を造らないといけません。
均一の長さで切り出せれば楽なのですが、点で計ると、数字に微妙な違いがあったりします。買い出しの時は「この長さがあれば十分」というのを知るためにザックリ測りましたが、今回は丁寧に。
トーリーが今回の造作で使う材料は、使い慣れたLVLマンション用間柱(まばしら)で、寸法は27mm×40mm×2700mmになります。これを10本くらい用意しました。
※この「LVLマンション用間柱」というのは製品名なので、地域やお店によって呼び方は違うと思います。ホームセンターなどで材料を購入する際は、用途と寸法を店員さんに伝えて探してもらってくださいね。
この程度の太さであれば、丸ノコでなくても1分たらずで切ることができると思います。準備や片付けのこともあるので、気分や環境に合わせて、のんびりやりたいところです。
実際の長さよりも柱をすこし長めに切り出して、床と天井で突っ張るようにしています。こうすると、ただビス止めするのよりも強度が出るんですよ。
さらに、合わせたところで水平器を使って歪みがないかチェック。柱が歪むと全体に影響が出てしまうので、水平器も購入しておきたい器具の一つですね。
そして登場するのが、DIYのお供であるインパクトドライバー。丸ノコと違い、木工をやる方はほぼ確実に購入することになります。たくさんの商品が出ていますが、バッテリータイプで1万5千円〜3万円くらいの物を用意すれば無難でしょう。
メーカーも様々ですが、トーリーはマキタのものを使っています。
ドライバーとセットで数種類用意したビスですが、これも場所によって使い分けています。床や天井との固定、他にも使えそうな場所では長いモノ、飛び出してしまいそうなときには短いモノを。
使用する長さにセオリーはないので、必要な強度を出せるよう、一緒に作る人のアドバイスや本を見つつ工夫してみてください。
本数も「何センチ刻みで打つ」というようなルールはないので、少なすぎないように気をつけつつ、見た目なども考えてビスを入れていきます。
洗濯パンを囲うように壁を造るので、次の支柱はちょうど角になります。端材を試し置きして、無理がないか再確認。
位置が決まったら、ここも突っ張りの力を利用して支柱をたてます。すこし長めに切り過ぎてしまいましたが、叩けば入りそうだったのでかなづちでゴンゴンと。柱の場合は当て木などもいらないので、丁寧かつ大胆に入れちゃいます。
今回はこの辺で一旦休憩。2本目の柱はまだ固定せず、次の工程でまとめてビス打ちしていきます。冒頭からここまでで、約1時間の作業でした。
次回はさらに柱を入れて、本格的な下地をつくっていきます。お楽しみに!
ただようホラー感
階段室も、ペンキが散っても大丈夫なように養生されて異様な雰囲気に。前回紹介したマスカーが養生に使われています。おわかりいただけるだろうか...
さて、今回は間仕切りの下地を造っていきます
この部分
ここに間仕切りの壁を造ることで、もとの間取りにはなかった脱衣スペースを作り出そうという目論見です。そのために、まずは下地を造らないといけません。
もういちど入念に計測
均一の長さで切り出せれば楽なのですが、点で計ると、数字に微妙な違いがあったりします。買い出しの時は「この長さがあれば十分」というのを知るためにザックリ測りましたが、今回は丁寧に。
トーリーが今回の造作で使う材料は、使い慣れたLVLマンション用間柱(まばしら)で、寸法は27mm×40mm×2700mmになります。これを10本くらい用意しました。
※この「LVLマンション用間柱」というのは製品名なので、地域やお店によって呼び方は違うと思います。ホームセンターなどで材料を購入する際は、用途と寸法を店員さんに伝えて探してもらってくださいね。
さてさて、測り終えたら材料を切り出します
この程度の太さであれば、丸ノコでなくても1分たらずで切ることができると思います。準備や片付けのこともあるので、気分や環境に合わせて、のんびりやりたいところです。
試しに確認
実際の長さよりも柱をすこし長めに切り出して、床と天井で突っ張るようにしています。こうすると、ただビス止めするのよりも強度が出るんですよ。
さらに、合わせたところで水平器を使って歪みがないかチェック。柱が歪むと全体に影響が出てしまうので、水平器も購入しておきたい器具の一つですね。
そして登場するのが、DIYのお供であるインパクトドライバー。丸ノコと違い、木工をやる方はほぼ確実に購入することになります。たくさんの商品が出ていますが、バッテリータイプで1万5千円〜3万円くらいの物を用意すれば無難でしょう。
メーカーも様々ですが、トーリーはマキタのものを使っています。
ドライバーとセットで数種類用意したビスですが、これも場所によって使い分けています。床や天井との固定、他にも使えそうな場所では長いモノ、飛び出してしまいそうなときには短いモノを。
使用する長さにセオリーはないので、必要な強度を出せるよう、一緒に作る人のアドバイスや本を見つつ工夫してみてください。
本数も「何センチ刻みで打つ」というようなルールはないので、少なすぎないように気をつけつつ、見た目なども考えてビスを入れていきます。
固定が確認できたら次の柱へ
洗濯パンを囲うように壁を造るので、次の支柱はちょうど角になります。端材を試し置きして、無理がないか再確認。
位置が決まったら、ここも突っ張りの力を利用して支柱をたてます。すこし長めに切り過ぎてしまいましたが、叩けば入りそうだったのでかなづちでゴンゴンと。柱の場合は当て木などもいらないので、丁寧かつ大胆に入れちゃいます。
それっぽい景色になってきました!
今回はこの辺で一旦休憩。2本目の柱はまだ固定せず、次の工程でまとめてビス打ちしていきます。冒頭からここまでで、約1時間の作業でした。
次回はさらに柱を入れて、本格的な下地をつくっていきます。お楽しみに!
- DIY(ミニ)
団地ぐらし最大のネック? いやそんなことないぞ! 月当番がまわってきた!
気温がびみょーな日が続きますね。暑さで布団を蹴飛ばし、朝方に寒くて起きる日々を送っているホーリーです。みなさんは体調いかがですか?
先週は梅雨入りで騒いでいたのに、すでに沖縄は梅雨明けの報。千里青山台団地も、スクスクと育っていた野草たちが丸坊主になり、すっかり夏モードに突入しました。
そんな折に回ってきました。「団地のマイナスイメージランキング」(上位?)常連、月当番さんだ!
まあ、嫌ですよね。ホーリーもやってみるまでは「ヤーメーテー」と思っていました。UR団地でも場所によっては、トーリーの住む落合団地のように当番制は無くなっているところもあるそうです。さらに、地域ごとに当番の内容が異なるようなのですが、ホーリーの団地では
・可燃ゴミの日にカラスよけの展開と撤収 (週2回)
・資源回収日にケースを用意と片付け (月2回)
・階段をホウキで掃除 (適宜)
この3つが当番の担当になります。
「ホーリー君は初めてだから」ってことで、同じ階段室の方に内容を教えていただいて、当番開始の前日には手紙まで入れていただきました。あったかい。
実際にやってみると、1つ1つの作業は3分たらずで終わってしまうんですよね。ホーリーはすこぶる朝に弱いという話をしたら「じゃあ、前日の夜に出してくれてもいいですよ」との柔軟な対応。
千里青山台団地のゴミ回収は平均して10時くらいで、仕事や学校のある人が当番だとシートが放置されることもしばしば。そんなときは、当番でもないのに別の方が片付けておいてくれたりしていて、ありがたいな〜と思うのです。
階段って別に汚れるようなことないので、ホーリーは隔週で掃除しています。5階まで行って、掃きながら降りてくる感じ。
「いつぞやの悪いイメージはいったい...?」って状態で、快適な当番生活を送っています。送っていると「キミは若いのに偉いね」と褒められるので気分も上々です。
褒められついでに「それに比べて...」って月当番を嫌がる人の話を聞きますが、例によってのっぴきならない事情ばかり。発足当時は専門業者もないし、女性が家庭にいることが多かったし、必然的に生まれてきた仕組みなんですけどね。難しいですね。
勝手な先入観で嫌だと思っていた月当番。実際にやってみると、なにも悪いことはなくて拍子抜けの真っ最中です。いうなれば、別地域のバスでSuicaが使えないみたいな、ショッピングモールのトイレに入ったとき温水洗浄便座じゃなかったみたいな、そんな無視できるレベルの違和感を感じる代物です。たぶん。
当番のない方は掃除してくれる方に感謝しつつ、当番の方はホーリーと一緒に、明日もがんばって参りましょ〜!
ばっさり
先週は梅雨入りで騒いでいたのに、すでに沖縄は梅雨明けの報。千里青山台団地も、スクスクと育っていた野草たちが丸坊主になり、すっかり夏モードに突入しました。
そんな折に回ってきました。「団地のマイナスイメージランキング」(上位?)常連、月当番さんだ!
※ホーリーの知人ザックリ調べ
まあ、嫌ですよね。ホーリーもやってみるまでは「ヤーメーテー」と思っていました。UR団地でも場所によっては、トーリーの住む落合団地のように当番制は無くなっているところもあるそうです。さらに、地域ごとに当番の内容が異なるようなのですが、ホーリーの団地では
・可燃ゴミの日にカラスよけの展開と撤収 (週2回)
・資源回収日にケースを用意と片付け (月2回)
・階段をホウキで掃除 (適宜)
この3つが当番の担当になります。
「ホーリー君は初めてだから」ってことで、同じ階段室の方に内容を教えていただいて、当番開始の前日には手紙まで入れていただきました。あったかい。
実際にやってみると、1つ1つの作業は3分たらずで終わってしまうんですよね。ホーリーはすこぶる朝に弱いという話をしたら「じゃあ、前日の夜に出してくれてもいいですよ」との柔軟な対応。
千里青山台団地のゴミ回収は平均して10時くらいで、仕事や学校のある人が当番だとシートが放置されることもしばしば。そんなときは、当番でもないのに別の方が片付けておいてくれたりしていて、ありがたいな〜と思うのです。
階段って別に汚れるようなことないので、ホーリーは隔週で掃除しています。5階まで行って、掃きながら降りてくる感じ。
「いつぞやの悪いイメージはいったい...?」って状態で、快適な当番生活を送っています。送っていると「キミは若いのに偉いね」と褒められるので気分も上々です。
だけど月当番、いまの感覚からズレてない?
褒められついでに「それに比べて...」って月当番を嫌がる人の話を聞きますが、例によってのっぴきならない事情ばかり。発足当時は専門業者もないし、女性が家庭にいることが多かったし、必然的に生まれてきた仕組みなんですけどね。難しいですね。
勝手な先入観で嫌だと思っていた月当番。実際にやってみると、なにも悪いことはなくて拍子抜けの真っ最中です。いうなれば、別地域のバスでSuicaが使えないみたいな、ショッピングモールのトイレに入ったとき温水洗浄便座じゃなかったみたいな、そんな無視できるレベルの違和感を感じる代物です。たぶん。
そんな感じであと半月
当番のない方は掃除してくれる方に感謝しつつ、当番の方はホーリーと一緒に、明日もがんばって参りましょ〜!
- DIY(ミニ)
貼ってはがせる壁紙を試してみた
日差しがキツイ! 日が伸びた! とか言っていたら、あっという間に梅雨入りしましたね。ホーリーの部屋では、まずは壁紙を変えてみようってことで、現状復帰が簡単な「貼ってはがせる壁紙」を色々と調べていました。そしたら、いくつかの業者で「お試しセット」の取り扱いが。というわけでさっそく注文。
この壁紙は、水に溶いたノリで貼り付けるタイプのようです。しかし、この柄のなんと挑戦的なこと。
DIYに触れはじめて思ったんですけど、この乾燥時間ってやつが面倒な匂いをプンプンさせています。接着系は乾燥に1日〜1週間、ペンキなどの塗料は、2週間ほど乾燥させたほうがいいものもありました。
意外とアッサリ剥がれていきます。テープを剥がすときよりも簡単な印象。
剥がし終えたら、なんか白い跡がありました... ちょっとまって困る! と思ったけど、水拭きしたら落ちたのでセーフ。現状復帰でいくらかかるか知りませんが、できる限り綺麗な状態で暮らしたいですからね。
特に専門的な道具もいらず、ほんとに貼り付けて剥がすだけでした。賃貸でもチャレンジしたい人の味方という評判は、どうやら本物だったようですね。
面積そのものも大きくなるし、協力者を募らないとキツそうです。URさんのDIYブログでも3人4人がかりでやってましたし。トーリーのところも、お友達が手伝いに来てくれていました。みんなでワイワイ作業をするのもDIYの楽しみのひとつ! みんなでやれば、大変な作業もきっと怖くない。
ところで、みんなでやるといえば先週、東豊中第2団地で「おさんぽUR」と題うって、団地内の樹木にネームプレートを付けよう! という企画が開催されました。
整備された団地の中には、何十種類もの木が植えられています。それを全部ただの木と思って過ごすのはもったいない! プレートを作って、名前の由来やこぼれ話を聞きながら、みんなで団地内をまわりました。
今回は、主要な通りにある木の名札しか用意できませんでした。だから次にも開催できるね、もっと盛り上げたい! と、木々の名前を知って見え方が変わった参加者一同。この感動をもっとたくさんの住人に体感してもらおうと、新たなイベントの開催に息巻いているようでした。
緑が豊富なURの団地は、これからが1年でいちばん綺麗な季節。DIYで部屋のことばかり考えているのはもったいなさそうです。
A4サイズのパッケージが届きました
この壁紙は、水に溶いたノリで貼り付けるタイプのようです。しかし、この柄のなんと挑戦的なこと。
さっそく水で溶いて
刷毛でペタペタ
あとは壁に貼りつけて2日程度乾燥
DIYに触れはじめて思ったんですけど、この乾燥時間ってやつが面倒な匂いをプンプンさせています。接着系は乾燥に1日〜1週間、ペンキなどの塗料は、2週間ほど乾燥させたほうがいいものもありました。
違和感すごい
それでは剥がします
ぺりぺり
意外とアッサリ剥がれていきます。テープを剥がすときよりも簡単な印象。
剥がし終えたら、なんか白い跡がありました... ちょっとまって困る! と思ったけど、水拭きしたら落ちたのでセーフ。現状復帰でいくらかかるか知りませんが、できる限り綺麗な状態で暮らしたいですからね。
なにも貼らなかったかのような仕上がり
特に専門的な道具もいらず、ほんとに貼り付けて剥がすだけでした。賃貸でもチャレンジしたい人の味方という評判は、どうやら本物だったようですね。
けど、この面積を1人でやるのは大変だな...
面積そのものも大きくなるし、協力者を募らないとキツそうです。URさんのDIYブログでも3人4人がかりでやってましたし。トーリーのところも、お友達が手伝いに来てくれていました。みんなでワイワイ作業をするのもDIYの楽しみのひとつ! みんなでやれば、大変な作業もきっと怖くない。
ところで、みんなでやるといえば先週、東豊中第2団地で「おさんぽUR」と題うって、団地内の樹木にネームプレートを付けよう! という企画が開催されました。
整備された団地の中には、何十種類もの木が植えられています。それを全部ただの木と思って過ごすのはもったいない! プレートを作って、名前の由来やこぼれ話を聞きながら、みんなで団地内をまわりました。
今回は、主要な通りにある木の名札しか用意できませんでした。だから次にも開催できるね、もっと盛り上げたい! と、木々の名前を知って見え方が変わった参加者一同。この感動をもっとたくさんの住人に体感してもらおうと、新たなイベントの開催に息巻いているようでした。
緑が豊富なURの団地は、これからが1年でいちばん綺麗な季節。DIYで部屋のことばかり考えているのはもったいなさそうです。