研究テーマ

[5]おやつへのこだわり

手づくりは、市販しているものとは違う良さがあります。
例えば、甘さ・砂糖・カロリーを控えることができますし、より安全な材料を吟味することもできます。
また、野菜を使ったおやつをつくりたいという要望はとても高く、おやつを成長期のこどもの第4の食事として考えている人も少なくありません。同時に、おやつにはこどもが喜ぶ要素も大切です。

おやつに関するこだわりや、工夫点についてのご意見

  • なるべく、添加物を含まない自然な素材で、体をつくる上で、必ず必要な物(カルシウムや鉄分)が補えるおやつでないと、おいしい、簡単...だけなら市販のおやつと変わらないと思います。

    (女性・30代前半・共働き)
  • 食事に近いもので、でもこどもも楽しく美味しく食べられるものをおやつにしたい。

    (女性・30代後半・専業主婦)
  • 普段は市販のおやつでも、一緒につくるときには材料が良いものであることが一番。
    なるべく地元のものを一緒に買いにいきます。

    (女性・30代後半・専業主婦)
  • クッキーをよくつくりますが、にんじんやほうれん草をペーストにしたものを混ぜています。あとはこどもが好きな型を使うと喜びます。
    やわらかめのお菓子が多いので、我が家ではかためのクッキーをつくります。こどもは喜んで食べます。

    (女性・30代前半・専業主婦)

[6]親子で一緒につくる時、あったらいいと思うものは

たくさんのご意見をいただきました。こどもの年齢や家庭環境、また親の考え方などで意見は異なりますが、大まかにまとめてみると、まず、道具に関しては、抜き型への要望が高くなっています。クッキーだけでなく、野菜やゼリーなど、型抜きは楽しいものです。また、こどもは練ったりこねたりが大好きですが、こぼれにくく安定感のあるボールがあるとよさそうです。

こどもは大人と同じ道具を使いたがるもの、特別な調理道具は必要ないという意見の一方で、こどもの手に合った可愛らしい、包丁、ピーラー、ハサミなどが欲しいという意見もあり、こども用の調理具に対する意見は分かれます。

また、踏み台があると、こどもが一緒にできることも多くなります。安定感、収納性、高さ調節などができるものと、要望は具体的です。
その他こどもでも読め、簡単につくれるレシピは、こどもの達成感に繋がるものとして、こども用のエプロンは、場も楽しくなりこどものやる気に繋がるものとしてあがっています。

親子で一緒につくる時、あったらいいと思うものについて、大きく傾向をとらえると、以下のようなチャートになります。
みなさんのご意見から抽出してみました。