団地をDIYして
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団地でどこまでできるのか? できることはすべてやる、そんなDIY(フル)と、入居後からできる模様替えのDIY(ミニ)。2つの団地の3Kの部屋で、それぞれがDIYの可能性をレポートします。

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トーリーの部屋のDIY下地が完成しました!

2015年04月03日
150402_02.JPG 長らくお待たせしましたが、ついに落合団地のトーリーの部屋をフルDIYする準備が整いました!

150402_03.JPG 木毛セメント版が露出していた床は、フローリング用に下板が貼られています。

150402_05.png
イメージ

今回、トーリー邸は本物の木で本物のフローリングをつくります! 完成したときに他の床面と同じ高さになるよう、下板の高さを調節してもらっています。

150402_04.JPG
だからここに座り込んで話していたんですね

もう、これでカーペットを敷いて完成でもいいような仕上がり。畳から板張りに変わるだけで、空間が大きく変化します。完成した姿がたのしみでなりません...!

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上の段も外して、完全なハコにして欲しいと頼んだ押入れ。

150402_07.JPG すっかり陽に焼けて、元の棚が付いていた場所がよくわかります。板の継ぎ目をうまく隠していたと見えて、すこし目立つ跡も。隠す? そのまま? それとも...? 予期せぬDIY箇所が1つ増えて、楽しみです。

150402_08.JPG 剥がして出てきたといえば、この元々は壁だった部分。向かって右側は構造体が露出していて、コンクリートの手触りです。

150402_09.png
断面図はこんな感じ

この箇所の壁の内側はこのようになっていて、壁紙をより張りやすく、より剥がしやすく作られていました。壁紙を剥がせば、かっこいい基地のようなコンクリート面が出ると思っていたので、これにはびっくりです。

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思わぬ曲者の登場

さっきの押入れと違い、「このままでも大丈夫」とはいきそうにありません。新たにベニヤ板をはめたり、モルタルを塗るのもいいかも。知恵と勇気を振り絞って、がんばれトーリー。DIY(フル)は始まったばかりです。

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一方、これで完成と言わんばかりの仕上がり。

配管の納め方にこだわったキッチンですが、見事に設置されていました。工事編(1)を経て、JSさんというプロに設置をお願いしたものです。URのDIY住宅はキッチンも変えられるのがすごい。
ひと手間加える予定の壁面には、まっしろな下板が貼られています。偶然にも、これが無印良品らしさを後押ししていますね。

150402_12.JPG トーリーの部屋に入れた片持出キッチンは、例によって無印良品とURが共同で、団地の間取りに合うように開発したオリジナルキッチンです。

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側面が吹き抜けています

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千里シェアルームに入っていた組合せキッチンは、こう。

空間をより広く見せるために、けずれる箇所はとことん削ぎ落とした結果なんです。キッチンが宙に浮いています。きっと掃除がラクなんだろうな〜。

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☆そんなDIY下地紹介でした☆

次回のDIY(フル)より、いよいよ資材の買い出しや道具の紹介など、DIYに興味のある方にドンピシャな記事をお届けしていく予定です。乞うご期待!
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    プロフィール
    DIY(フル)
    in 神戸「落合団地
    建築士の青年トーリーが、壁床天井の解体から家具づくりまで、URのDIY住宅で可能な限りの家づくりをはじめます。

    DIY(ミニ)
    in 大阪「千里青山台団地
    千里シェアルーム大使だったホーリーが、誰でもできる入居後の模様替えを目指します。

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