壁造り編 ~支柱をたてよう その2~
それでは前回の続き、間仕切り壁の下地をガンガン作っていきます!
と、その前にひとつ注意点が。
壁や天井でも同じですが、壁の中には重要な配線などが埋まっている場合があります。クギやビスを貫通させるときは、事前に確認することを忘れないでください! 前回のビス打ちでお知らせ漏れがあったので、念のために。
それでは作業に入ります
2本目の柱を固定しなかったのはなぜかというと、柱の間にヨコ向きの木材を入れるためでした。ピッタリと入れたかったので、仮で柱をたてて、そこに合わせるように止めていきます。
お互いの具合を見ながら、ただ突っ張っていただけの柱も固定。これで大小4本の材料が入り、ひとつの大きな枠が現れました。
四隅はこのように
短い木を床や天井にガッチリ固定し、そこへ柱をつけるイメージになっています。床への固定では、手前のビス1本を斜めに入れました。柱も床も貫いて、固定の強度を上げる役をしてくれています。
全体を固定したあと、タテにもう1本
ココも他と同様にすこし突っ張らせて、位置を確認しました。ビスは垂直に入らないので、向かって右下から斜めに2本いれています。
さらに、いま立てた柱を挟むようにしてヨコ棒を追加しています。これで下地の1面が完成しました。この下地に、ビスで合板を固定していくことになります。
左にある柱を固定するため、反対側からもビスを打っています。だからぶつからないよう、中心側は1本でとめました(外側の柱に固定する方は2本)。
全体はこんな形に
固定できる箇所は、縦3本、横3本ということになりますね。なぜ半端な位置に入っているかというと、壁の板材に理由があります。
この板ですね
実は、上から下まで壁を1枚で造るにはサイズが足りません。もっと大きな材料もありますが、大きすぎて階段を持って上がれないと判断しました。そんなワケで、下の空間に大きな1枚。上には小さくもう1枚という設計にしています。
さて、あとはもう1面同じ構造のモノをつくれば、洗濯機周りを囲むL字の下地が完成です。
前回と同じく仮置きで突っ張らせて......
2本の間に木材を入れて......
インパクトドライバーで固定します
敷居は削ってよけました
ここには襖がありましたが、JSさんの工事で取り払ってもらいました。鴨居は撤去済みで(天井にあるのは欄間の名残)、敷居はフロアを分ける目印に残してあります。
さらに、同じように追加のパーツを入れて......
ビスで固定したら、もう1面の完成です
次回、ついに壁板をはっていきます!
歪みがあると寸法通りにいかなかったり、そうでなくても誤差が出るので、ここからは張っては直しての繰り返しになります。
ピッタリはまると非常に気持ちがいいので、根気強く挑みます。
それでは、また次回もお楽しみに!