上野を歩きながら短歌を詠む、言葉の断片が書き留められたノート
穂村弘ほむらひろし 歌人。日経新聞歌壇選者。歌集に「シンジケート」「手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)」など。エッセー集や絵本などの著書も多数。近刊に「えほん・どうぶつ図鑑」(絵・横尾忠則)、エッセー「蚊がいる」。「短歌の友人」で第19回伊藤整文学賞、「楽しい一日」で第44回短歌研究賞、「あかにんじゃ」(絵・木内達朗)で第4回ようちえん絵本大賞を受賞。また石井陽子とのメディアアート作品「火よ、さわれるの」でアルス・エレクトロニカ・インタラクティブ部門栄誉賞を受賞。
旅の行き先
上野(東京都)。
このページにまつわる思い出は?
漫画家の萩尾望都さん、歌人の東直子さんと一緒に、上野を歩いて美術館を見ながら、短歌を作りました。そのときの取材ノートです。見たもの聞いたものから歌をつくろうとして、言葉の断片が散らばっています。他に、小説家の朝吹真理子さん、歌人の東直子さんと鎌倉を歩いた時のページもあります。
旅のノートを選ぶ時のこだわりを教えて下さい。
吟行の場合、歩きながら書くので、片手で持てるサイズを選びます。