MUJI×UR 団地リノベーションプロジェクト
トークイベント「住まいレポーターと確かめる団地の魅力」

※このレポートは、2019年1月14日に無印良品 グランフロント大阪 Open MUJIで行われたトークイベントの模様を採録しています。

豊田
では、アーリーが実際に住んでいた落合団地のお部屋を見てみましょう。
間取りはMUJI×UR Plan12。新千里東町団地の間取りと似ていますね。
アーリー
そうですね、間取りの大枠はほぼ同じです。水まわりの配置が少し異なるので、以前よりさらに広くなった印象でした。リビングとダイニングがつながっているのは前回と同じなのですが、今回はその間に収納スペースが一部設けられています。前回のように開放感と一体感のある空間も好きですが、今回のようにつながりつつも個々の空間を大事にできる感じもいいなと思います。
田宮
もともとリビングとダイニングの間は押入れだったのですが、半分を通路・半分を収納スペースとしてリノベーションしています。
アーリー
洗面所の扉が宇宙船のようでお気に入りなのですが、これは以前からあったものですか?
田宮
そうですね。団地ができた当初から「潜水艦」という通称名で親しまれていました。
アーリー
この扉のように、新千里東町団地も、現代ではもう製造できないレトロな磨りガラスが使い続けられていました。長年大切にされてきたものに触れると、愛着が湧いて良いですね。
豊田
この写真は、ベランダから見える景色ですか?
アーリー
そうです。ベランダから雄大な山を眺めることができます。個人的に山が好きなので、日常生活のそばにこの眺めがあることはうれしいですね。
豊田
お部屋の中でDIYもされたんですよね。
アーリー
はい。後ほど紹介されるトーリーの本格的なDIYと比べると、僕のはちょっとした日曜大工に過ぎませんが。台所の壁に古い棚を取り外したフレームが残っていたので、白く塗った有孔ボードをネジで取り付けフックを掛けて、そこに調理器具を片付けられるようにしました。キッチン台の上が広々として使いやすくなり、自分好みにアレンジすることができました。
Before
After
豊田
収納スペースの見直しにも力を入れていましたよね。
アーリー
はい。無印良品には「MUJI SUPPORTくらしの収納相談」というカスタマーサポートがあります。そこで、実際に窓口を訪れてアドバイスをいただき、僕のお部屋の収納改善をレポートするという企画を行いました。相談して本当に良かったです。

以前まで、服がいっぱいで引き出しに詰め込んで、ハンガーの服もパンパンで取り出しにくく、上手に使えていませんでした。相談したことで、考えが整理され、収納作業がスムーズに進みました。引き出しの規格に合うジーパンの畳み方まで教えていただきました。癖付いた服の畳み方を変えるのは大変かなと思っていたのですが、全然問題なく習慣化できました。
基礎的なことから教えてもらえたことで、見違えるほど使い勝手の良い収納スペースになりましたね。
Before
After
豊田
無印良品グランフロント大阪のカウンターで相談したのですか?
アーリー
そうです。店内にある商品を見ながら具体的に説明してもらえるので、わかりやすかったです。なぜ引っ越してすぐ「くらしの収納相談」を訪れなかったのだろうと、かえりみるほど良かったです。
豊田
MUJI SUPPORTくらしの収納相談」は無印良品店舗にてご相談をお受けしておりますので、みなさま、いつでもお越しください。