窯職人
2011/07/04 [アウトドア教室]
こんにちは。丸山です。
昨日、一昨日と津南キャンプ場に
多くのボランティアの方が来てくださいました。
それぞれ、遊歩道の整備・MTBコース整備
場内整備・石窯補修に分かれて作業しました。
私はもちろん石窯補修担当。
まずは、前回土台を補修した窯の床作り。
今回は火の回りがよくなるように奥の方を少し高くした作りにしました。
ドーム部分は砂山を作る要領で作ります。
その砂山に沿わせて耐火煉瓦を組み上げていきます。
ここまでは比較的楽しい石窯作りですが
ここからはひたすら土をこねる作業。
「はい!どんどん!!」と言う掛け声に励まされながら
交代でこねていきます。
土と水が混ざったら、足で踏み粘りを出します。
この土こねは、水にたよらずいかになめらかにするかがポイント。
最初はどんどん水を入れて、ゆるくしすぎてしまうのですが、
初めて石窯作りに参加した人でも1日この作業をしていると
水の加減もわかってきて「ちょっと水多いな。」なんてポツリと。
窯職人へと変貌していきます。
こねては窯にぬりつけを繰り返しています。
最後にドーム部分の型の土をとりだしてみると
きれいに積まれたレンガ。
皆でがんばった甲斐がありました。
2日間で2基完成。
素晴らしい窯ができました。
ありがとうございました。
これで8月にはおいしい石窯料理が食べれますよ。