「琉球紅茶」アールグレイ(Café&Meal MUJIブレンド)を発売し始めてから一年がたちました。 今回はそんな「琉球紅茶」の生産地である沖縄県を訪れ、株式会社沖縄ティーファクトリーの皆さまに茶畑にご案内していただき、さらに紅茶作りを体験してきました。
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那覇空港に降り立ち車に乗って向かった先は、沖縄県のちょうど真ん中あたりに位置する金武町(きんちょう)。 さとうきびやパイナップル、バナナなど、沖縄が位置する亜熱帯の地域特有の農作物が育つ土地に琉球紅茶の茶畑がありました。
互いに隙間なく生える紅茶の木が赤土によく映え、青空とのコントラストが目にも鮮やかです。 |
茶摘み
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昼間にたっぷり太陽の光を浴びた茶葉を摘みに、夕方茶畑へ向かいました。
たくさんの葉をつけた紅茶の木から、新芽の部分を摘み取ります。 摘み方によってその後の茶葉の成長に影響が出たり、摘み取る時間が数時間違うだけで味が変わったりと、ただの葉っぱのように見えて実はかなりデリケート。 慎重に新芽を摘んでいきます。 |
しかしこの新芽の見分けがなかなか難しく、初心者の私たちは「これは新芽?」「これは?」となかなか手のひらいっぱいも摘めません。
摘んでいる途中にそっと鼻を近づけてみると、青々とした香りの奥にほんのり紅茶の豊潤な香りがしました。
茶葉から紅茶へ
翌日、いよいよ茶揉みです。
前日に摘み取った茶葉は、揉む作業のために一晩置かれてしんなり柔らかくなっていました。
茶葉の香りも前日より数段にアップしています。
ここから一気に茶揉み、発酵、乾燥と最終工程まで仕上げました。
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