2009年の冬に紅茶の仲間として販売を始めた「琉球チャイ」。 スパイスの味がしっかりするこの「琉球チャイ」は、おかげさまでCafé & Meal MUJI 定番の人気メニューとなりました。
この「琉球チャイ」が、この秋バージョンアップ! これまで使っていた4つのスパイスに、新たに「生姜」が加わってよりスッキリ、さらにグッとくる味に仕上がりました。
「琉球チャイ」ホット400円/アイス350円(税込み)
テイスティング まずチャイに使っている茶葉、ウコン、生姜、クローブ、グリーンカルダモン、シナモンをスパイスの香りを引き立てるよう、お湯で抽出してテイスティングをしました。
スパイスにはそれぞれ特長があります。沖縄の「秋ウコン」はきれいな黄色でスカッとする味です。(二日酔いに効きそう!) 「生姜」は香りが強くピリッとした味で、濃い生姜湯を飲んでいるよう。 「クローブ」は香り、味ともスパイシーながら甘く濃厚な味。 “スパイスの女王”と云われる「グリーンカルダモン」は、ミントにも似た爽やかな香り。 「シナモン」は甘く上品な香りがします。
左から、茶葉、ウコン、生姜、クローブ、カルダモン、シナモン
一つ一つのスパイスはそれぞれの香りが強く、それだけで飲むととても美味しいのですが、美味しいからと言って5種類を同じ量ずつブレンドするとそれぞれの美味しさを殺してしまいます。各スパイスの特長を生かし、茶葉と合わせたときに一番美味しい割合を決めてブレンドします。 人工フレーバーを一切使わず、天然のスパイスの味をしっかり味わっていただけるのがCafé & Meal MUJI の「琉球チャイ」です。
ウコン畑 この「琉球チャイ」に入っている沖縄産「秋ウコン」。 二日酔い防止、ダイエットに効果があると云われている「ウコン」ですが、どんな風に出来るのかご存知ですか? ウコンには「春ウコン」や「紫ウコン」、「秋ウコン」がありますが、「琉球チャイ」に入っているのは「秋ウコン」。「春ウコン」に比べて苦味が少なく、沖縄で安定してとれるそうです。(カレーを作るときに使う「ターメリック」は、この「秋ウコン」です。)
秋ウコン(スライスしたもの)
でもウコンってどんな風にできるの?
そこで、沖縄県北部東海岸に位置する辺野古のウコン畑へ案内してもらいました。
ウコンは生姜と同じように根っこの部分を収穫するのですが、大きく育った葉が枯れるとその養分を吸収して、今度は根っこの部分(ウコン)が大きく育つのだそう。収穫は11月のため、まだ1mくらいの高さしかありませんでしたが、収穫直前には2m近くまで成長します。ちょっと見ただけでは香りもしないので何の葉かわかりませんが、葉を少しちぎってみるとそこから「ウコン」の香りが!葉の香りを嗅ぐだけでスッキリ。
この畑のウコンは順調に育っていましたが、道を挟んだウコン畑は台風による被害で葉が枯れ気味で高さも低く、成長が悪くなっていました。成長しなければいけない時期に台風などの被害に遭うと、葉がダメージを受け、ウコンの成長に影響するそうです。 ウコンに限らず農産物は出来具合が天候に左右されることを、ひしひしと感じました。
「琉球チャイ」と一緒に 定番人気の「パンデロー」や新商品で発売間近の「ガトーバスク」、季節のチーズケーキといったスイーツにもぴったりの「琉球チャイ」。 生姜の効いた新しい味をぜひスイーツと一緒にお楽しみください!
パンデロー
新商品:ガトーバスク
季節のチーズケーキ
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