私達が普段食べている食事は、野菜や果物、魚、肉、全て自然の恵みです。Café & Meal MUJI では毎年、田植えや稲刈り、養鶏場や鶏肉工場、レモンや茶葉の収穫…といった産地見学へ出かけますが、そこで感じるのは「いのち」を頂いているということです。スーパーで売られている食材は、私達が食べやすいようにきれいに加工されています。でも、食材は始めからそんな形で工場で出来上がってくるわけではありません。 土や太陽、水といった自然や、肉や魚、野菜などの「いのち」、その生産や加工に携わるたくさんの人の手で作り上げられたものです。産地見学では朝早くから畑へ出かけたり、鶏が殺されて解体されていくところを見たりします。普段の生活では見られない光景に驚いたり感心したりしながら、産地では食材ができあがるまでの理由(わけ)や物語を教えていただきます。 そうやって産地の方に教えていただいた良さや知恵を生かし、また食材を提供していただけることに感謝しながら、毎日の食事に向き合いたいと思います。
ところで、最近は一人で食事をすることや、大急ぎで食事を終えなければいけないことも多く、食事の前に「いただきます」と言うのを忘れがちな方もいらっしゃるかもしれません。この「いただきます」という言葉、実は日本にしかない言葉だと言われていて、自然や肉、魚、野菜といった食材のいのちや生産者の方、料理を作ってくれる人への感謝の気持ちを表すものなのです。 たまには料理ができるまでのことを想像しながら、ゆっくり食事をする日があってもいいかも知れませんね。 そんな日は、「いただきます」も忘れずに!




イベントを開催しました! 「いただきます.TV」上映会&トークショー vol.1
「人」を「良」くすると書いて「食」。
「食」を通してもう一度私達の原点を見つめ直そう、と立ち上がった「いただきます.TV」。 先日Café & Meal MUJI 南青山にて、この「いただきます.TV」の上映会とトークショーを開催しました。トークショーでは「食と命」をテーマに、前座時代の食料事情について若手落語家さんに話をしていただきました。このトークショーにはCafé & Meal MUJI のシェフも登場。 イベントスペシャルバージョンのメニューについて、食材や調理方法についてこだわりのポイントを話してくれました。 ※詳しくは、こちらのサイトでご覧ください。
|