古き良き建築と現代的デザイン
香里団地
“枚方らしさ”を満喫できる3つの最寄り駅を持ち、大阪市内へのアクセスも良好。“枚方八景“に選定された「けやき通り」や「いちょう通り」が美しい、自然豊かな香里団地。なかでも古き良き建築に現代的なデザインが光る、香里ヶ丘西(香里[D地区]) と香里ヶ丘東(香里[E地区])をご紹介します。
“枚方らしさ”を満喫。便利で楽しい3つの最寄り駅
香里団地の最寄り駅は、京阪本線「枚方市駅」「香里園駅」「枚方公園駅」の3つです。それぞれ京阪バスに乗って10〜15分ほど。どちらの駅からもバスの本数は充分にあり、深夜バスの運行もあるため、帰宅が遅くなってしまった時でも安心です。
特急電車も停まる「枚方市駅」の周辺には、市役所や金融機関や病院といった生活に必要な施設だけでなく、枚方を創業地とするTSUTAYA(蔦屋書店)が2016年にオープンした大型複合商業施設「枚方T-SITE」もあり、街を賑わせています。「香里園駅」には駅直結のスーパーや、駅前には病院、昔ながらの商店街などが建ち並んでいます。「枚方公園駅」の周辺に広がるのは、枚方のランドマークともいえる「ひらかたパーク」。創業100年以上の歴史を持ちながら、今もなお年間来場者数100万人を誇る、人気の遊園地です。
大阪市内にもアクセスが良く、都会的な「枚方市駅」。団地と駅間の始終着となるバス本数が多く、枚方市民にも重宝される「香里園駅」。子どもも大人も楽しめる、愛称”ひらパー”が迎える「枚方公園駅」。香里団地には、便利で楽しい最寄り駅が勢ぞろいしているのです。
“枚方八景“に選ばれる景観を持つ、街のような団地
最寄り駅の便利さもさることながら、香里団地の周辺にも暮らしに便利な機能が揃っています。1958年に管理を開始、時代のニーズに合わせて一部建て替えや分譲を行い、URの管理住戸数は3,365戸に。現在、団地の中心部には、テラス付きのカフェが入ったショッピングセンターが設けられており、図書館、郵便局、銀行、市役所の支所、クリニックなどもあるため、まるで団地全体がひとつの街のようになっています。保育所や幼稚園、小学校や中学校、病児保育室も徒歩圏内にあり、とくに子育て世代から高い評価を受けています。
さらに敷地内には、多くの樹々が管理開始の当初から植えられているため、年輪を重ねて落ち着きある自然を身近に楽しむことができます。なかでも「けやき通り」という名前で親しまれる欅並木は紅葉や新緑のトンネルが見事で、また「いちょう通り」の銀杏並木は秋に鮮やかな彩りを添え、それら香里団地の並木は“枚方八景“に認定されるほどの美しさです。春の花見時には大勢の人々で賑わうソメイヨシノの桜並木や桜公園などもあります。
古き良さの中に新しさが生まれる住棟
そんな香里団地のなかで今回ご紹介する、香里ヶ丘西(香里[D地区])と香里ヶ丘東(香里[E地区])は、建設当初の古き良さが、今もなお大切に残されている住棟です。建築好きや団地好きに長年愛されるような建築様式に、現代デザインを融合して、新たな息吹が注がれています。
香里ヶ丘西(香里[D地区])は、4〜5階建ての住棟がゆったりとした間隔で建ち並び、その間を緑と公園が埋めています。団地としては珍しいことに、1階の各部屋のベランダに外付けの階段が設置されており、門扉を開けると、庭に下りるような感覚で外に出ることができるのです。他にも、団地の絶滅危惧種といわれるほど希少な”スターハウス”という建築様式の住棟が、同地区内に4棟あることにも注目です。
香里ヶ丘東(香里[E地区])も、4〜5階建て。こちらは、団地本来の良さを活かしたリノベーション住宅として、2015年度のグッドデザイン賞を受賞しています。「暮粋(Kura-Chic)」というコンセプトを掲げ、“団地ならではの魅力的なデザインを受け継ぎながら、現代のライフスタイルにもフィットする設備を加えた新しい暮らし方”を実現しています。
リノベーション住戸について
今回、MUJI×UR団地リノベーションプロジェクトが手掛けた間取りは、MUJI×UR plan07、MUJI×UR plan26、MUJI×UR plan36の3つ。
香里ヶ丘西(香里[D地区])のMUJI×UR plan36は、外付け階段が特徴的な1階です。もともとの形状を生かし、ベランダはウッドデッキをイメージしたテラス状に。固定のカウンターテーブルを設置しているため、ベランダで外を眺めながらランチをすることができます。また、ベランダの床面積がゆったりとしているため、お子さんのプール遊びを行うこともできるのです。
MUJI×UR plan07、MUJI×UR plan26、どちらの部屋も白を基調として、杉の無垢材の床を撫でるように、左右を通り抜ける光と風が心地良いのですが、こちらはとくにキッチンの配置にこだわりがあります。窓際に設置され、外の景色を楽しみながらお料理ができる住戸や、逆に窓と垂直に設置することで、室内にいるご家族と顔を合わせながらお料理ができる住戸があります。
入居募集は2017年9月よりスタート。アクセスと自然環境、両方の良さを兼ね備えた団地なので、枚方市内や大阪市内にお勤めの共働きのご夫婦や、ベビーカーを卒業して好奇心旺盛な年頃のお子さんがいるご家族には、とくにおすすめです。