駅から専用歩道が直結。都心にもアクセスしやすい
泉北竹城台二丁団地
南海電鉄「なんば駅」から直通電車で約35分。泉北高速鉄道「泉ヶ丘駅」で降りて、北口を出ると、左手に歩行者専用の陸橋が伸びています。丘陵地越しに、大阪の新しいシンボル「あべのハルカス」を望む景色を見ながら、広々とした歩道を歩いて約6分。信号を渡ることなく「泉北竹城台二丁団地」へと入ることができます。
敷地内を歩いていくと、住民から「団地のシンボルツリー」とも呼ばれている、高さ約20mのスギの木が目に入ってきて、管理サービス事務所と集会所のある団地の中央に到着します。
穏やかな雰囲気の敷地内は、移動しやすい作りに
「泉北竹城台二丁団地」は、1972(昭和47)年に管理が開始された、全28棟915戸の団地。昭和30年代から40年代にかけて大阪府内に誕生した2つのニュータウンのうちのひとつ「泉北ニュータウン」開発時に建設されました。団地には、住棟がゆとりを持った間隔で並び、それらに囲まれる形で、プレイロット(小公園)や芝生、ひと息つけるベンチなどが設けられています。敷地内の道は段差が少ないところが特徴。ベビーカーやシニアカーを利用する方もスムーズに移動できる、という声も多いだけあって、穏やかな雰囲気の中、散歩を楽しむ方もいます。
「ここに引っ越して間もないのですが、いいところだと思います。人との距離もほどよい感じで近いから、すぐに馴染めました」そう話してくれたのは、連れ立って歩いていらっしゃった、ご年配のご夫妻です。
数も種類も豊富なお店。医療機関にも行きやすい街
「徒歩圏内にスーパーや百貨店がそろっているので、とても便利ですよ」そんなご夫妻の言葉どおり、団地周辺にはさまざまなお店があります。
団地のそばには、地域密着型の食品スーパー「コノミヤ竹城台店」、団地に近い駅の北側には、飲食店から学習塾までが入る専門店街「ショップタウン泉ヶ丘3番街」、駅の南側には「成城石井」などが入る「泉ヶ丘ひろば専門店街」や「泉北タカシマヤ」、ショッピングモール「ジョイパーク泉ヶ丘」などが並び、日常生活に必要なものはほとんどそろいます。
郵便局や銀行、医療機関も点在。駅からは地域の総合病院へ向かうバスも出ていることも心強く感じられます。今後も、近畿大学医学部が近隣に移転、さらに駅の南側に新たな複合施設のオープンが予定されています。街として、進化を続けている地域と言えるでしょう。
自然が豊富にあるから、子どもから大人まで心地よい
自然豊かな環境もこの地域の特色のひとつ。団地に隣接する竹城公園は、春の桜並木の美しさが印象的な公園。遊歩道を南に歩いた先に広がる大蓮公園は、開放感のある芝生が心地よい公園で、パークキャンプやバーベキューといったアウトドアのアクティビティも楽しめます。
団地から10分ほど歩いたところにある荒山(こうぜん)公園は、梅の名所。中にある「多治速比売(たじはやひめ)神社」は、本殿が国の重要文化財に指定された由緒ある神社です。
保育園や小中学校も徒歩圏内にあります。駅の南側には、子ども向け体験型施設「堺市立ビッグバン」もあり、親子で充実した時間を過ごせます。子育てに適した環境が整っていることもあってか、団地内のあちらこちらで、子どもたちの姿が見受けられます。
「シニア世代の私たちだけではなく、若い世代の方々にとっても、暮らしやすい団地じゃないかな、と思います」ご夫妻はそう語ってくれました。