団地で防災キャンプ! ミクストコミュニティの中で生まれる新しい子育て環境
町田山崎団地

ショッピングやグルメが楽しめ、都心へのアクセスにも優れた「町田駅」。利便性の高いこの駅を最寄り駅とし、豊かな自然環境と地域コミュニティを兼ね備えた団地が存在します。家族で参加できる防災まつりという珍しいイベントが開催され、保育園や幼稚園などが団地内にあり、とくに子育て世代におすすめの町田山崎団地です。

都心へのアクセスが良好、今後も一層便利に

最寄り駅は、小田急小田原線・JR横浜線「町田駅」とJR横浜線「古淵駅」。「町田駅」は「新宿駅」まで乗車約35分、「新横浜駅」までは約20分、乗り換えゼロという便利な立地に位置します。また、2018年3月には小田急線による「代々木上原〜登戸間の複々線」を全面使用した新ダイヤの運行が開始されるため、都心へのアクセスの良さが一層向上します。

「町田駅」の周辺には、古くから愛される商店街やスーパーマーケット・小田急百貨店・ルミネ・マルイ・西友・ヨドバシカメラなどの大型店が建ち並び、小田急線沿線上では「新宿駅」に次ぐ乗降客数を誇る大規模商業地として発展しています。また駅周辺には、町田市役所や町田市立国際版画美術館といった公共施設などもあります。

最寄り駅から団地までバスに乗って15分ほど。団地にはバス停が6ヶ所もあり、通勤時間帯には1時間あたり15便以上のバスが走行するため待ち時間の心配はいりません。深夜バスも出ているので遅い帰宅も大丈夫です。

大規模でありながら、あたたかみに溢れた団地

町田山崎団地は、東京都内で上位にランクインするほどの大規模な団地です。5階建ての階段室型の住棟を主に、点在するボックス住棟がアクセントをきかせています。昭和43年に入居が始まり、緑豊かな丘の上に3,920戸もの暮らしの空間が並びます。カーシェアリングを実施しているタイムズもありますが、駐車場が多く設置されているためマイカーを持つ人も多いのだとか。

団地にはスーパーマーケットが2つ。他にも郵便局・銀行・薬局など普段の生活に必要なものから、子ども向けの読み聞かせ「おはなし会」を定期的に開催する図書館、卓球・ダンス・句会などのサークル活動が盛んな集会所や「地域コミュニティセンター」、団地住民のゆるやかな交流を目的に健康グッズやおもちゃなどを設置した自治会運営のスペース「みんなの広場」など、日常に彩りをくれる施設も充実しています。

団地のすぐそばには「グランハート町田」という医療・介護・福祉の機能が集積する複合施設が開設され、小さな子どもから年配層まで伸びやかに暮らしています。

防災キャンプ・近居割・ママ割など、子育て世代へ

なかでもとくに注目したいのが、2015年から毎年開催されている防災イベント「DANCHI Caravan in 町田山崎」。2017年は、3月上旬の週末2日間にわたって、団地内の芝生広場で開催されました。”もしも”の被災時に備えて、テントの宿泊体験やバルコニー隔板の蹴破り体験、少量の水でつくれる調理テクニックやAED(自動体外式除細動器)の使い方を学ぶことなどができるというもの。夕暮れ時には、なんと団地でキャンプファイヤーを決行! 楽しみながら防災学習と地域交流ができるので、小さなお子さんのいるご家族の参加がとくに多く見られました。

さらに町田山崎団地には子育てにうれしいポイントがまだまだあります。団地内には幼稚園が2つ・保育園が1つあるだけでなく、近くには大きな病院もあります。「カナリヤ幼稚園」の送迎バスには人気のキャラクターたちが賑やかにデザインされ、まるでテーマパークの遊具のように笑顔の子どもたちが送迎バスに揺られています。

他にも、団地の自治体が運営する手づくりの夏祭りが毎年開催されていたり「ママ割」「子育て割」「近居割」といった子育て世代にお得な家賃制度があったりと、小さな子どものいるご家族が町田山崎団地を好む理由がよくわかります。

※取材日(2017年10月)時点の情報になります

リノベーション住戸について

今回、MUJI×UR団地リノベーションプロジェクトが手掛けた間取りはMUJI×UR plan11です。大きな空間を固定の壁で区切った3DKの既存間取りを改修して、住む人が自由にアレンジできる開放的な2LDKへ。向かい合う窓から光と風がくぐり抜け、室内に柔らかな心地良さを届けてくれています。住棟はゆったりとした贅沢な間隔で並んでいるため窓の外に立ちはだかるものはなく、広々とした景色を楽しむことができます。

子どもの伸びやかな成長のため、他ではちょっと手に入らないような多彩な経験を日々の暮らしのなかであたえていきたい、そうお考えのご家族にはとくにご存知いただきたい団地です。