川のせせらぎを楽しみながら利便性も叶える
新座団地
埼玉県の最南端に位置し、東京に隣接している新座市。今も東京近郊のベッドタウンとして発展をつづけています。今回はその市内にある「新座団地」をご紹介。東京へのアクセスが容易でありながら、団地周辺は思わず深呼吸したくなるくらいの穏やかな自然にあふれ、すぐそばを流れる「柳瀬川(やなせがわ)」は憩いの場として散歩や釣りを楽しむ人も。利便性と自然環境のバランスが抜群な団地です。
主要駅や都内へのアクセスが抜群
最寄駅は池袋まで約25分の東武東上線「柳瀬川駅」。駅からは「志木ニュータウン」の賑やかな商店街を抜けて徒歩15分で到着します。さらに団地の敷地内に設置されたバス停を利用すれば、「志木駅」へのアクセスも容易。通勤・帰宅の時間帯には約5~10分間隔でバス便が出ています。志木駅周辺は駅ビル「EQUiA志木」、「マルイファミリー志木」「イオン新座店」など商業施設が充実。なじみのあるチェーン店から話題の店舗まで網羅され、買い物には事欠かないでしょう。
団地周辺には総合病院やクリニックなどの医療施設や、大型のホームセンターや家電量販店、スーパーなどの生活利便施設も点在しています。さらに車があれば15分ほどで大型ショッピングモール「ららぽーと富士見」に行くことも。便利なことはもちろん、使い分けを楽しむことができます。
何でも揃う商店街と団地内外から集まる憩いのスペース
新座団地は5階建てを中心とする35棟・1,196戸によって構成されています。敷地内には「新座団地名店街」という商店街があり、新鮮な肉・魚・野菜をそれぞれ取り扱う専門商店が立ち並びます。スーパー、酒店、薬局、洋菓子店、和菓子店も揃っており、中でも和菓子店で40年以上前から販売している「にいざ囃子」というオリジナル銘菓はここでしか味わうことができません。
団地内には「図書館(出張所)」や「認定こども園 第二新座幼稚園」、隣接して新座市立「新座小学校」と「第四中学校」、さらに徒歩圏内には保育所、高校もあり、子育て環境が充実しているのも注目したいポイント。有名大学のキャンパスも近隣に存在し、都内へ出ることも含めて幅広い選択肢の中から選ぶことができます。
団地の中には大きな公園やちょっとしたベンチなど大小さまざまな憩いのスペースがあります。中でも広大な「新座団地中央公園」はすべり台などの遊具や、屋根付きのベンチが設置され、お年寄りから子供まで幅広い年代が集まるスポットに。春になると桜が咲き、夏になると幼児用の水遊び場が開放されるなど、賑わいは絶えることがありません。
四季を楽しむ賑わいのイベント
団地内や近隣の行事も活発に行われています。例えば前述の「新座団地中央公園」では3月になると桜まつりを開催。焼き鳥やフランクフルト、クッキーなどの出店の他に、くじ引き大会なども行われ、団地内外からの人で賑わいます。また、夏になると近隣の中学校校庭で行われる「柳瀬川ふれあいまつり」では、出店や盆踊り、新座市内最大級の花火もみどころです。団地の集会所でも参加費100円でお茶お代わり自由なふれあい喫茶「茶茶」というイベントが月1~2回のペースで開催されています。
さらに自治会が管理している畑があり、申し込みをすれば借りることができます。四季折々の野菜や花を育てるなど、気軽に土に触れる時間を楽しめます。お子さんのいる家庭であれば食育にもなりそうですね。
リノベーション住戸について
今回、MUJI×UR団地リノベーションプロジェクトが手掛けたのは、2プラン。
1つ目は2DK・41.96㎡のお部屋です。20〜30代の若いご夫婦やお一人暮らしなどの入居者をイメージしています。2つ目は2LDK・52.55㎡で小さなお子さんがいる3人家族をイメージ。
どちらもDIYを気軽に楽しめるように、もともとあった長押の下に横木を設置。初心者でも有孔ボードや棚を簡単に取り付けられて、自由にカスタマイズが可能です。さらに間取りや設備についても、現代の暮らしに合わせてリノベーションしながら、昔ながらの趣を感じる良き部分は残しています。自分たちにしっくりとなじむ暮らしを探している方におすすめしたいお部屋です。