駅そばに立地した多世代が快適に暮らせる団地
北坂戸団地

埼玉県坂戸市にある「北坂戸団地」は、その名の通り、東武東上線「北坂戸駅」の西口を降りてペデストリアンデッキを降りてすぐのところから広がる団地です。

管理個戸数は3,000戸を超える大型団地で、駅からの距離も2~11分ほどと住戸によって開きがありますが、敷地内は間隔をあけて建っている住棟の間を遊歩道が通っており、各所に小さな公園などが整備されている中を快適に歩くことができます。

駅からすぐ、都心までも電車1本でアクセス可能

「北坂戸駅」のそばにあるロケーションだけに、利便性の高さは特筆されます。東京メトロ有楽町線や副都心線を利用すれば、有楽町や新宿、渋谷といった都心部にも気軽にアクセス可能。毎日の通勤・通学も快適にこなせそうです。

駅前や団地の周辺には、飲食店や各科のクリニックなどがあるほか、団地内にもスーパーや理髪店、さらには郵便局や銀行のクイックロビー、坂戸市役所の出張所があります。住まいの周辺で、日常生活で必要な用件はおおむねこなせそうです。
また、団地のそばには保育園や幼稚園、徒歩圏内に公立の小学校、中学校に加え、小児科のクリニックもあるなど、子育てや教育関連の施設もそろっています。

多世代が交流できる催しも数多く開かれる団地

団地の敷地内では、魅力的な集いやイベントも定期的に行われています。
 毎月2回開催される「軽トラック市」は、坂戸市農産物生産組合の方々が「丹精を込めて育てた農産物、加工品を直接販売する」というもの。野菜、米、卵、花の苗、蜂蜜などが販売され、近隣の方々も数多く集まり、貴重な生産者とのコミュニケーションの場ともなっています。
 団地内にある「北坂戸賑わいサロン」は、「北坂戸駅周辺のにぎわい再生と地域の活性化」を目指して、坂戸市が城西大学と東京電機大学と連携し開設されたもの。パソコン相談会や留学生との交流会などが開催され、地域の方々と学生との交流の場となっています。太陽光発電システムによる売電収入を活用するというユニークな試みも注目されています。

2023(令和5)年には「北坂戸団地入居50周年記念イベント」が開催され、大人から子どもまでが集って大いに賑わいました。

リニューアルを続けながらより暮らしやすい街に

団地だけでなく、周辺も多世代が快適に過ごせるための「まちづくり」が行われています。

近隣のお店の方などが「おすすめのスポットです」と口をそろえる「溝端公園」は、団地に囲まれるような形の広い公園。ユニークな形状の遊具などが親しまれてきましたが、坂戸市がこの公園を整備し「多世代交流拠点」や「賑わい広場」などを設置する計画を発表しました。併せて、団地の西側に隣接する旧北坂戸小学校と北坂戸公⺠館用地を活用した都市公園の整備も予定されています。
自然の中でリラックスできるスポットは他にも数多くあります。中でも、桜は名所ぞろい。越辺川沿いの1.2kmにわたり約200本の安行寒桜の並木が続く「北浅羽桜堤公園」や、坂戸市の天然記念物に指定された「慈眼寺」のしだれ桜などには、毎年多くの花見客が訪れます。
日常生活や通勤・通学の便利さがベースにありつつ、より快適な方向へとリニューアルし続けていく環境で暮らせる。「北坂戸団地」はそんな団地です。

※取材日(2023年12月)時点の情報になります