第1回エアボード選手権 in 爺ガ岳スキー場
2010/03/01 [スタッフの「外あそび」]
みなさんこんにちは。田中です。
エアボードの大会に出てみないかとお誘いを受けましたので、津南キャンプ場のインストラクター丸山を誘って2人で出場してきました。
エアボード??
そう、エアボードとは・・・
ヨーロッパを中心に人気急上昇中のスノーアクティビティーで、ゴムボートのように空気で膨らませるタイプのスノーボディーボードです。
ただのゴム製ソリだと思ったら大間違い。
ソールーにはエッジやストラクチャーが付いていて、グググッと加重をかけるとターンができるんです。
乗る前は、ターンって言ってもドリフト気味に曲がるんだろうなぁと思っていたんですが、実際に乗ってみると、スーッと切れていく感じです。
まさにズレでなくてキレ。カービングターンです。
滑った後を見ても、キレイにエッジの跡がターン弧を描いています。
まったくエアボードに触ったことのない中で、いきなり大会出場させられる丸山。
「オレ、まったく初めてっすよ。だいじょうぶッスカ?」を連発。
きっと先日オリンピックで見たであろうソリ競技「スケルトン」が脳裏をチラついているに違いありません。
ちょっと緊張気味のマルヤマ。
かくいうワタクシも、先日のスノーシューイベントで体験試乗しただけです。
(その時の様子はコチラ)
ビシッとセットされたゲートやバンクやらを見て、こんなタイトなゲートの間隔で通過できるのか?と内心ヒヤヒヤ。
丸山は何回かの試走でコツをつかんだ模様。
「いやぁ、オレ、行けそうっす。上位狙えますよ。」
と、すぐに調子に乗った発言をします。
そう、初心者でもいきなり乗れて、ある程度滑れてしまうっていうのも魅力なんです。
そして何といっても、視点が地面スレスレなので、実際のスピード以上のスピード感があるんです。
すぐにある程度乗れるようになるってのはイイですよね。
ちょっと楽しくなってきたマルヤマ。
エアボード協会の原田氏が開会の挨拶をして、競技開始です。
今回の競技参加者は20名。
午前中は「エアボードクロス」競技です。
ルールはスノーボードクロスやスキークロスと一緒。
4人で同時にスタートし、500メートルほどのコースを旗門やジャンプ台を超えながら順位を競います。
このコース、ゴール直前にジャンプ台があるんですが、
調子に乗って大ジャンプすると、転んでこんなハメになります。
そして、エアボードクロスの決勝です。
ファイナリスト達の華麗なるジャンプ姿をどうぞ!
クマさんもジャンプ!
午後からは「スノーフラッグ」競技の開始です。
ルールはビーチフラッグと同じです。
スタートの合図で一斉にスタート。旗を取った人が勝ち抜けです。
クマさんもキャッチ!
そして、この競技でワタクシ、なんと優勝してしまいました!
記念すべき初代チャンピオンです。
その決勝戦の様子ですが、タッチの差で・・・
ワタクシ田中の勝利です!
でも冷静に考えてみると、今回のフラッグ競技、1レース終了すると、勝ち抜けた選手は間髪いれずに50mほど上のスタート地点まで歩いて登らなくてはいけなかったので、ある意味これは体力勝負?
ん〜、でもこれで4年後のソチオリンピックの「エアボード・フラッグ」代表内定が確実ですかね。
いつでも強化合宿参加しますよ。
そして、その前にエアボードの正式種目採用へ向けて、IOCへのロビー活動をヨロシクお願いしますよ、原田コミッショナー。(笑)
何はともあれ、エアボード、メチャクチャ面白いですっ。
みなさんもチャレンジしてみてはいかがですか?
今から始めれば、トップ選手になれること間違いなし!