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2007/09/28 [イベント]

こんにちは、キャンプ場の山岩です。

今年の営業期間も残す事わずかになりました。
キャンプ場でもさすがに気温下がってきました。
そしてやっとススキ色が黄金色になり少しですが、木々の色が変わってきて
秋らしい景色になってきました。

皆様から、いつも暖かい励ましの声を頂き有難うございます。
日ごろの感謝の気持ちをこめて今年もやります。
「巨大牛鍋」現在材料などの手配を現在すすめております。
食べた事の無い人はぜひ一度食べに来てください。
飛騨牛美味しいですよ。
hidausi.jpg

恒例の山武さんのお肉です。


私は仕事柄、春から夏はいそがしくて秋のキャンプが多いのですが、
秋のキャンプは空気が澄んで景色が綺麗に見えます。
空気が澄んでるということは、星空もきれいです。
寒い朝寝袋でごろごろするのもなんといえない気持ちよさ、
しっかり防寒対策をして秋のキャンプはいかがですか?

今年最後のチャンスにぜひ南乗鞍へご来場ください。
美味しいお鍋とお酒を用意して皆様のお越しを
お待ちしています。

2007/09/26 [キャンプ場近況報告]

皆様、こんにちは。
南乗鞍インストラクターの播摩です。

昨日は、旧暦の8月15日。「中秋の名月」。
みなさんは、どんなお月見を楽しまれましたか?

恥ずかしながら、ワタクシ、2007年9月25日という日が
「十五夜」だということを忘れていました。
それでも、ラッキーなことに枝豆を通じて、かろうじて
お月見を楽しむことができました。

その幸運な出来事は、昨日の夕方に起こりました。
とうもろこし収穫体験でお世話になった中村はるさん宅
を訪ねると、玄関先に収穫したての枝豆が山となって
おいてあったのです。

「この枝豆、おいしそうですねー」
と、中村さんにお聞きしました。
すると、
「今日は、十五夜やで、お月さんと神様と仏様にかざるんや」。
「枝豆をですか?」
「月にはうさぎさんがおるでなー」

なるほど!!ここ、高山市高根町日和田地区(旧高根村)は
冷涼で厳しい自然環境です。だから、団子ではなくうさぎ
さんが食べる大豆をお供えするんですね。

お月見に枝豆?!あまりに驚かされたので、どこから運ばれた
風習なのか知りたくなりました。
以前から、文化交流が盛んだった隣町/長野県木曽郡木曽町
開田高原(旧開田村)にルーツがあるかと思い、開田考古博物館
の方に、お電話で伺いました。

お話によると、開田高原では、枝付き枝豆を12本(うるう年は13本)
と大根2本をお月さんにお供えし、健康に過ごせることを願うとの
ことでした。

話しはもどって、中村さんがお土産にとお月見用の枝豆(大豆)を
刈り取ってくださいました。


070925_1602~01-1.jpg
・私のために畑から枝豆を収穫してくれる中村さん。
カメラを持っていなかったので、携帯電話で撮影しました。


私も枝豆をお供えしようと決意を固め、早速、キャンプ場に
戻りました。


edamame.JPG
・子ノ原高原に持ち帰った枝豆。完熟すると大豆と呼ばれるんですよ。


恐ろしいほど、冷え込んでいるキャンプ場。
空気も景色も秋に様変わりしていました。


ontake-tsukimi.JPG
・9月25日午後5時20分頃の御岳山。
寒気が流入し、6.5℃まで下がりました。


そして、美しすぎる景色が再来!!
不気味にも感じました。


nitsubotsu.JPG
・幻想的な日没寸前の西の空と太陽。25日午後5時30分頃。


雑務をこなし、時計を見ると夜8時すぎ。
枝豆を茹でようと準備をしようかと思うや否や外を見ると!!
あれ!?日没寸前に見えたお月様が消えてしまいました。
さっきまで丸見えだったのに!!
まごまごしているうちに、モヤが上がってきてしまったのです。


nenohara-moon.JPG
・日没直後の子ノ原の高原のお月さん。午後5時40分頃。


moon.JPG
・クローズアップ!!


子ノ原高原でのお月見はあきらめて、枝豆を持って家に帰る
ことにしました。

案の定、下界は晴天。
頑張っておいしい枝豆を作るぞー!!
(お供えものに茹で方は関係ないと、家の者に言われました。
確かにそうです。)

自宅の物置から、チェアと懐かしの登山用ストーブ引っ張り出して、
中村はるさんからどっさりいただいた枝豆を茹でました。


xgk2.JPG
・ブルブルブルブル・・・・・・・・・・・・。力強く吹き上げるガソリン
ストーブの音とともに、昔に登った山々のことを思い出しました。


暫し、お月さんを眺めて。拝んで。


shika.JPG
・いつも門番をしてくれている鹿君たちとお月さんにお供え中。


ビールをプシュッ!!
みなさんと家族の健康を祈って乾杯!!


2007/09/21 [アウトドア教室]

皆様、おはようございます。
南乗鞍キャンプ場インストラクターの播摩です。

今日は最高の朝をむかえることができましたので、
早速、皆様にご報告いたします!!


ontakeunkai.JPG

ontakeunkai2.JPG
・9月21日8:40am。雲海の御岳山。


nchiibotsu.JPG
・毎日が晴天。1日おきに見られる美しい夕焼け。
明日からの連休時、みなさんの目の前にこの夕焼けが
姿を現してくれることを願っています。

こういう景色を1日1回でも見られると、
心が洗われ清々しい気分になれます。
今日も1日頑張ります!!

昨日は、週末に行う教室の食材を調達と
秋の特別開催教室「石窯でピザ・秋の味覚編」で
使うつがるリンゴをトム・スタインマン先生に加工
していただくために、高山市街へ出掛けました。

その前に、一昨日の様子をご覧下さい。
久々野町の果樹園「ふくわらび」さんの畑へリンゴを
いただきに行ってきました。


ringo.JPG
・たわわに実る見事なリンゴたち。


shukaku.JPG
・収穫には、消防車のはしごのように自由自在に首が動く車を使うんでね。

kuri.JPG
・秋の味覚の「栗」もおいしそうでした。マロンケーキ・・・。

そして、昨日のこと。
トム先生のレストランへいくと、新たな提案が・・・。

「行きつけのお店に青森産の「紅玉※」があったで、
ヘーゼルナッツクッキー焼きリンゴの組み合わせで
教室やってみませんか?」

※紅玉は、酸味あふれる中に甘みがあります。焼いたり煮たり、
加工をするとさらにこのリンゴの良さが引き立ちます。


mr.tom.JPG
・紅玉とヘーゼルナッツクッキー。トム先生のレストランにて。

○飛騨産の紅玉は、どんなに早くても10月の上旬にならない
と収穫できません。飛騨産ではありませんが、お店の方が
自信をもってお勧めする紅玉リンゴが食材になること。

○トム先生が胸をはって「ボクの焼きリンゴはトクベツよ」と
おしゃっていること。(窯で焼くリンゴは、適度に水分が
抜けてダッチオーブンで焼くリンゴとは別物になります)

○味はいいけれども値もよかった紅玉リンゴのこと。

3つを条件のバランスをよく考えた結果、
開催決定しました!!

●教室名
石窯で紅玉の焼きリンゴ&ヘーゼルナッツクッキー

●開催日時
2007年9月23日(日)13:00〜15:00

●参加料金/参加対象/定員
石窯でスイスクッキー」と同じです。
※レープクーヘンは作りません。
※スイートポテトは作りません。

●お申し込み方法
ご来場後、キャンプ場フロントにてお申し付けください。

こちらも皆様のご参加をお待ち申し上げます。

2007/09/21 [イベント]

こんにちは。南乗鞍キャンプ場の山岩です。

4年目を迎え、今では楽しみにしている方もいらっしゃる
南乗鞍の「巨大牛鍋祭り」。

今年も1年間のご愛顧にスタッフから感謝の気持ちをこめて、
最終宿泊日となる10月7日(日)に開催します。


t000498.jpg

詳細はこちら


2007/09/20 [アウトドア教室]

皆様、こんばんは。
南乗鞍キャンプ場インストラクターの播摩です。

はっきりしないお天気の3連休(15日〜)でしたが、
悪いことばかりの毎日ではありませんでしたね。

15日8:00pmには、スターウォッチングの百瀬先生も
感動するほどの星屑の夜空。木星の横縞模様もくっきり。
天の川の分岐もはっきり見えました。

16日5:30amには、ご覧のような御岳山の朝焼けまでも。


ontake-asayake.JPG

私は、ここ南乗鞍に来て10年近くになりますが、
(留守の年もありました)
台風の影響を受けて、急速に天気が変化するときは、
思いがけない美景を見られる確率が多いと感じて
います。

この3連休時には、絶景にも負けないほど驚きの教室も
開催されました。

その名は、「ニホンミツバチの巣丸かじり体験」。


hachi.JPG
・巣箱を行き来するニホンミツバチ


なぜ、キャンプ場でニホンミツバチ?と思われるかも
しれません。実は、高山市高根町日和田地区(旧高根村)
では、かつて食糧が豊富でなかった頃、ニホンミツバチを
飼育し、蜜を重要な栄養源として摂取していました。
飽食の時代の今では考えられませんが、高根村の食文化を
皆様にお伝えしたくて開催いたしました。


subako.JPG
・講師の丸山先生によって運び込まれた分解式巣箱。
ミツバチを殺さずに蜜を採取できます。


今回は、プロジェクターを使って、ニホンミツバチの生態や
飼育方法等をミッチリと説明。その後、タップリと蜂の巣を
食べました。ブレッドナイフでカットした巣からは、蜜が
たら〜り。黄金色の巣は、まさにフルーティーな味わいでした!!


oyakocut.JPG
・まずは、ナイフで食べやすいサイズにカット。


cut%20up.JPG
・近寄ってみると、黄金色に輝いていました。


taru.JPG
・樽に入れて絞った蜜もコッフェルにたっぷり入れて、
お持ち帰りいただきました。


mitsurostart.JPG
・絞りかすを丸山先生からいただき、蜜ろうを作ることに
しました。重さは約90g。さて、何グラムの蜜ろうがとれる
ことでしょう?絞りかすをサラシにくるんで輪ゴムで縛り、
不純物が流れ出さないようにします。


ondomitsu.JPG
・水を入れて、絞りかす入りのサラシ袋を入れました。
融点は70〜80℃くらいでしょうか。加熱しすぎると
変色するとのことです。


yakedo.JPG
・ろうがうまく染み出ていないかんじでしたので、サラシ袋を
温度計で突付いて搾り出すことに。
アチチッ!!「心頭滅却すればろうもまた涼し!」
熱さこらえて搾り出すと、真黄色なろうがサラシの糸と糸の
間からニュルリと出てきました。


gyoko.JPG
・コッフェルが冷めてくると、勝手に蜜蝋と水に分離しました。
これぞ、正真正銘のニホンミツバチのミツロウ。
ハンドクリームを作ったら、どんな使い心地なのでしょうか。


kanseimitsuro.JPG
・浮いた蜜ろうを取り出し、計測すると「90gの絞りかす」が
わずか「19gの蜜ろう」に。欲張りなので、半分くらいは
とれると思っていたのですが・・・。それにしても美しい黄色です。


rupia.JPG
・嬉しくなって、初めて作った出来たてのニホンミツバチの蜜ろうを
アロマクリーム作り教室の的場先生に披露しに行きたくなりました。
(自慢しに行ったとも言います・・・。)
先生のお店/ルピアさんを尋ねると・・・。


shopstaff.JPG
・アポイントなしですから、やはりお留守でした。
ショップスタッフの売谷さんに蜜ろうをお渡し、「的場先生に、これで
ハンドクリームを作っていただくことってできますかねー?」等など
雑談をし、再来することを約束してお店を後にしました。


1050247.JPG
・蜜ろうにもいろいろな形があります。チップタイプ・板タイプ。
ブロックタイプもあるんですよ。どれも用途によって使い分け
ます。産地や花の色などによって色が変わるそうです。


compass.JPG
・用途もいろいろですが、私が蜜ろう単体で使う時は、
防水処理剤として使っています。このコンパスケースも
蜜蝋を塗り込んで防水処理をしています。ドライヤー(低温)で
薄く塗った蜜ろうを溶かし、完全に乾いたら、ストッキングを
丸めたもので、表面を磨き艶を出します。


kawa.JPG
・蜜ろう入りの革製品メインテナンスクリーム。ワークブーツや
グローブ、財布の手入れにもこれ1本で十分です。しっとりして
いい色になり、カビも逃げていきます。


desk.JPG
・こちらも蜜ろう入り。家やキャンプ用テーブルの表面が乾いて
きたらこれを塗っています。


hand.JPG
・キャンプ場のショップで蜜ろう入りのものは?あります。アリマス。
ハンドクリームがありました。

皆さんも周辺の「蜜ろう」を探してみてはいかがですか?
蜜ろうは、意外にも身近なところで使われているんですよ。
蜂ってやっぱり働き者なんですね。


次回の「ニホンミツバチの巣丸かじり体験」は、
10月7日(日)13:00〜14:30です。

ハチミツに対しての考え方を変えたい方、
ご参加をお待ちし申し上げます。

2007/09/14 [イベント]

こんにちは。南乗鞍キャンプ場の山岩です。

2007年9月23日(日)に、MTBのツーリングイベントを開催します。
特別ゲストにトレイルカッター(MTBコースビルダー)の
名取 将さんをお迎えし、マナーやMTBのちょっとしたコツなど
アドバイスをいただきながら、約2時間ゆっくりとツーリングします。

MTBで高原の秋を一緒に楽しみませんか?
皆さまお誘い合わせのうえ、ご参加ください。

img079014.jpg

詳細はこちら

2007/09/14 [スタッフの「外あそび」]

皆様、こんにちは。
南乗鞍キャンプ場インストラクターの播摩です。

ますます、秋の薫りが漂う子ノ原高原。
MTBの貸出しをお申し込みをいただいたので、
レンタル棟に足を運ぶと!


kinoko.JPG
・なんと、きのこが手作りのMTBスタンドから生えていました。
その足で「子ノ原高原」の石碑前広場に向かうと・・・。


01kirin.JPG
・秋の花々が満開でした。その名も「秋のきりん草」。(黄色の花)


9月11日は、「津南ポーク VS 飛騨ブタ」のベーコン編の
最終決戦・最終工程の日でした。まずは、出勤前に、外壁に
掛けてある気圧計で湿度と温度を確認。今日という日が
燻製日和かどうかを確かめてみることに。


02kiatsukei.JPG
・湿度66%とちょっと高めです。きっと、昨日の雨で湿った大地が、
太陽熱の力で急激に蒸発しているからに違いありません。


03ondo-kei.JPG
・キャンプ場に上がってくると。さすが高原と名がつくだけあります。
湿度50%弱。これならサンマも傷みません。


04kunseibox.JPG
・ハンドメイドのスモーカー。本当はソーセージ作り教室で使用する
ものなのです。「ずいぶん大きいね」と思われるでしょうが、
実は大きい方が温度が安定して管理は楽なんです。
小さいと温度が急激に下がったり、上がったりと忙しさが
増します。


05start.JPG
・冷蔵庫から出したベーコンの素にナイフで切り込みを入れ、
麻ひもを通しました。棒に吊り下げてからスモーカーの中に。


ondo.JPG
・50℃をマックスに少しずつ温度を上げ、3時間かけてベーコンの素の
表面を乾燥させます。


maruhi.JPG
・清見町のキュルノンチュエ/ヤマオカさんからいただいた薫煙材(チップ)
を使ってスモーク開始です。秘密のブレンドなのでお見せすることが
できません。ごめんなさい。こちらもスモーカー内の温度同様に徐々に
煙を強くしていきます。


shichirintsuika.JPG
・おやつの時間を過ぎた頃から雨が降り出したこともあり、
気温は急降下。理想の温度まで上がらなくなったので、
七輪をもう1つ追加しました。左側の七厘は、酸素量過多で
チップに引火。勢いよく燃え上がってしまいました。


ondo-yoru.JPG
・熱をかけて7時間経過。最終的に75℃になるように温度を調整して、
煙に仕事を任せました。


P1050085.JPG
・センターハウスの中に非難したサンマとベーコン。エッ、非難?
そうなんです。夜11時頃には完成したのですが、同時に風雨が
強くなってきたので、大急ぎで散らかしていたものを撤収。
安心してひと息ついたら、完成直後の写真を撮り忘れてしまいました。
(この2月に自宅でベーコンを作った時、風でダンボールスモーカー
が倒れ、炎上。雪景色の中の焚き火は格別に美しかったのですが、
ベーコンは丸焦げに。以来、強風と燻製の組み合わせは、私の
トラウマになっています。)


bacon-susuki.JPG
・専門書風にもう少し燻製らしく撮影すると、こんな感じに。


shishoku.JPG
・ひと晩時間をおいて、煙が馴染んだ津南ポークと飛騨ブタの
ベーコンを審査中のヤマイワ。

結果は?
飛騨ブタが勝利獲得!!
私も続いて審査。
結果は、津南ポークに!!
引き分けです。

別の部位をカットして目を瞑って何度か審査をすると・・・。
津南になったり飛騨になったり。私たちの「舌」は
結構イイカゲンだったのです。

ということで、審査員失格!!になりました。

でも、どちらもとってもおいしいものでした。
特に、焼いたら旨みが薫りが・・・ジュワーッ・・・・・。
手前味噌ですみません・・・・・・。

再審査は、秋の臨時開催教室「石窯でピザ」教室ご参加の方に
お任せいたしましょう。

done.JPG
・味見という名目で、一足お先に、サンマいただきました。
こちらもバツグンでありました!!


shop.JPG
・秋の燻製作りに挑戦したい方へのために、ヤマイワがショップ内に
「燻製コーナー」を設けました。チーズやチクワなどは仕込みなしで
簡単にできますから、是非、挑戦してみてください!!

今回紹介できなかったサンマの燻製工程(voll.2の続き)は
来週以降にご案内いたします。

2007/09/13 [スタッフの「外あそび」]

皆様、こんにちは。
南乗鞍キャンプ場インストラクターの播摩です。

昨日の朝方、台風なみの風雨に襲われた子ノ原高原。
自然は嵐の後に、素晴らしい景色を私たちに与えてくれました。
ちなみに今日は、予報のとおりで晴天です。

ontake-san.JPG
・雲に包まれた御岳山が西の空から晴れ間がでる
とともに姿を現してきました。(9月12日朝9時頃)


今日は、前回の続きの「Bacon」のお話です。
あれから約1週間、冷蔵庫の中で沈黙の戦いをしてきた
津南ポークと飛騨ブタ。
9月10日には熟成期間も終わって、いよいよ最終ラウンド
「決戦の舞台」へと一歩近づきました。
賞杯はどちらの手に?

bacon.JPG
・はりつめた空気の中、冷蔵庫から取り出された
熟成完了の津南ポーク(奥)と飛騨ブタ(手前)。


01wash.JPG
・肉の天地を返したり、左右を入れ替えたり、一箇所に
流水があたらないようにして、塩抜きをします。
同時に雑菌も洗い流します。


yogore.JPG
・塩抜きの工程を始めた直後。流水で流せばこのモヤモヤ
がなくなり、直に澄んできます。


ajimi.JPG
・1時間ほど塩抜きをしたら肉の角を切り取り、スキレット
で焼いて味見。スモークして水分が少なくなると辛くなるので、
少し甘いと感じるくらいがベストです。今回は、長期保存仕様で
少し辛めに。


dassui.JPG
・紙でくるんで冷蔵庫で一晩かけて水分を飛ばし、身を引き締め
ます。スモーク時に表面が濡れていると、ヤニ臭さだけが肉につき、
いい煙が染みにくくなるとのことです。


●番外編!サンマの燻製
秋の臨時開催教室「石窯でピザ」で使用するサンマの下準備
もしました。ベーコンとは違って、漬け込み液(ソミュール液)を
作りサンマを漬け込む方法で作ってみました。


sanma.JPG
・刺身用特大サンマ(秋刀魚)を高山市内の鮮魚コーナーで入手。
漢字のとおりに(秋)刀(魚)のようです。


zairyou.JPG
・今回もシンプルなスパイスだけで。コショウの他にいくつかのハーブ
(セロリ・パセリ・ローレル・タイム)がミックスしているブーケガルニを
使いました。


spice-boil.JPG
・少ないお湯でスパイスを煮出し、エキスを抽出。


sansho.JPG
・地元高根町では、イワナの甘露煮を作るときには骨まで
やわらかくする山椒をいれます。それを真似して、わたしも
裏庭に生える山椒の葉っぱをスパイスとして追加投入。
初めてのトライです。


hara.JPG
・お腹とエラを取り除いたら、血あいも流水で洗い流して
腐敗のもとを絶ちます。内蔵まで脂たっぷりのメタボな
サンマでした。


kodawari.JPG
・この糸のようなものは、絶対に切らないように!?
味には変りありませんが、吊した時に見栄えが悪く
なります。これを切らないのが私のコダワリ・・・ですが、
一匹失敗しました。無念。


tsukekomi.JPG
・塩や煮出したスパイスを混ぜ合わせたソミュール液に
サンマを並べて16時間ほど冷蔵庫へ。

明日は、ベーコン対決の最終回をお届けいたします。

2007/09/12 [お知らせ]

南乗鞍キャンプ場の山岩です。

現在南乗鞍キャンプ場近郊の国道R361号では、
改修工事が多く行われております。
片側規制になっている区間も多いのでご来場の際はご注意ください。

なお夜間(22時〜翌日6時)には一部では全面通行止めとなり、
迂回路もありませんのでご来場やお帰りの際ご注意をお願いします。

夜間通行止めに関してはこちらを参照にお願いします。

2007/09/12 [アウトドア教室]

皆さん、こんばんは。
南乗鞍キャンプ場インストラクターの播摩です。
(たった今、ベーコンとサンマの燻製できました!!)

今晩の南乗鞍キャンプ場便りは、センターハウスから
撮影した夕焼けのカットからお届けいたします。


west.JPG
・昨日の夕方、天気が急激に回復し、とても美しい
夕焼けを見ることができました。


west-up.JPG
・一番熱そうな部分をクローズアップ。


ontake.JPG
・その時、御岳山は?夕日に染まっていました。


さてさて、
先週末から今日にかけて、秋の臨時開催教室「石窯でピザ」
秋の味覚編に使用する食材を取材してきました!

丹精込めて作られている味覚たちはどれも本物ばかりで、
生産者の方の表情同様に生き生きしていましたよ!!


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・久々野町で飛騨特産の宿儺(すくな)かぼちゃを作る足立正孝さん。
かぼちゃの他に飛騨牛や米なども生産しています。


02mebana.JPG
・雌花。ぷっくりと膨れています。今食べたら
どんな味がするのでしょう。


03obana.JPG
・雄花。違いは一目瞭然。スマートです。

04hatake-sukuna.JPG
・草ニモマケズに力強く生きる宿儺かぼちゃ。

05nagisa.JPG
・ホンモノが道の駅「飛騨街道なぎさ」で購入できました。
金色のシールに商標登録「宿儺かぼちゃ」と記載され
ているものだけが、宿儺かぼちゃと呼べるのだそうです。


06nagase.JPG
・続いては、リンゴの産地「久々野町」で果樹園を営む
「ふくわらびの長瀬重喜さん」。ブルーベリー、もも、リンゴ、洋なし。
実に様々な果物を作られています。


06ringo-shurui.JPG

・リンゴだけでもこんなに品種があることをご存知でしたか?


0740nen.JPG
・1975年に有吉佐和子さんの「複合汚染」を読んで以来、
有機質肥料と減化学合成農薬を栽培方針としているそうです。
写真は、40年以上たったつがるリンゴの樹木。


08ringo3.JPG
・左から、つがる/きおう/あかね。
今回は、もっとも酸味のある「あかね」を加工します。


09ringo-tom.JPG
・長瀬さんのご好意でいただいた「あかね」を
持って、トム スタインマン先生のお店へ直行。
「はい、おいしく煮ますよー!」と
笑顔で受け取ってくださいました。


10nakamurahanako.JPG
・中村はな子先生。漬物作りの名人でもあり、旧高根村時代の
村長さんが認めたほどおいしい青豆腐作りの鉄人でもあります。


11hatake.JPG
・中村さんはキャンプ場から15分下った「池ケ洞集落」で
エゴマやササゲなど季節の移り変わりに合わせて、
野菜を作られています。イノシシから畑を守るために、
周りをトタン板でガード。


12nasu.JPG
・秋ナス。あまりにおいしそうだったので、思わず撮影。


13moriawase.JPG
・いただいた秋野菜。ミョウガにナンバンにシシトウ。
それからトッピングにも使うトマトにナス。
ホントにオイシイかったです!ご馳走様でした。


足立さん、長瀬さん、トムさん、中村さん、お忙しい中、
いろいろとご説明くださりありがとうございました。
この場をかりて、お礼申し上げます。


近年、エコの観点からも「地元生産/地元消費(以下、地産池消)」
とか「フードマイレージ※」いう言葉をよく耳にします。

「購入する食品が、遥か彼方で作られているものだとしたら、
輸送時に様々な要因によりエネルギー(CO2排出量等)が
増大していく。だったら、より新鮮でエネルギー消費量がミニマムな
地元産のものを購入しよう。地球のために」という趣旨のものです。
賛否両論だそうですが、今まで私は、未来のためにという思いだけで、
なるべく地場産食品を購入してきました。

今は違います。
今回の取材は、私にとっての「地産池消」の意味を見つめなおす
きっかけとなりました。
これからは、なんのつっかえも理由もなく、素直に自然に地元の
食品を手にとれそうです。

スーパーで飛騨産のトマトを見たとき、
「これ、うまいんやぞー!はりまさん」
と、中村はな子さんが笑顔で話しかけてくれる
お顔が浮かんできたら?

買物もハッピーになれそうですよね!

もうひとつ、もっと地元産の食品を買いたくなる理由が増えました。
何事も現場を見ること、そして体験することが大事なんですね。

※食品が生産地からお店(スーパー等)まで運ばれてきた距離のこと。

2007/09/09 [アウトドア教室]

皆様、あらためまして
こんばんは。

南乗鞍キャンプ場インストラクターの播摩です。

9月2日の「南乗鞍キャンプ場便り」にてご案内いたしました
秋の臨時開催教室<草木染め>ハーブ編 第1弾!!
のご予約方法が決まりましたので、下記の通りご案内いたします。

▼臨時開催教室名
<草木染め>ハーブ編 第1弾!!

▼臨時開催日時
・2007年9月23日(日)13:00〜15:00

▼ご予約開始日
・2007年9月11日(火)〜

▼ご予約方法
・お電話からお申し込みいただけます.
※すでにサイトのご予約がお済みの場合、前日まで「予約内容変更」
とお申し付けいただき、23日(日)の<草木染め>ハーブ編をお申し込み
ください。
※MUJIアウトドアネットワーク 03−5950−3660
<月曜日〜金曜日(祝祭日を除く)10時〜17時まで>

・ホームページ/ユーザーエリアからもお申し込みいただけます.
無印良品キャンプ場ホームページユーザーエリアからログイン→予約→
教室予約
※すでにサイトのご予約がお済みの場合、7日前まではホームページの
ユーザーエリア「予約内容変更」でお持ちの予約番号を入力し、ご希望の
<草木染め>を選択、追加してください。

▼参加料金・参加対象・持ち物など
今年度、南乗鞍キャンプ場にて開催されてきた<草木染め>と
ほぼ変りありません。
詳しくは、こちらをご覧ください。
※ハーブ染めをご希望されない方は、通常教室同内容の
「キャンプ場周辺で採取するススキ」でお染めいただくことも可能です。

2007/09/09 [アウトドア教室]

皆様、こんばんは。
南乗鞍キャンプ場インストラクターの播摩です。

台風9号も遥か彼方で消滅。
ここ南乗鞍にも青空が戻ってきました。
(今19:30ですが、突如、雨が降ってきました)
やっぱり太陽はいいものですね。


IMG_0240.JPG
・ヘビも喜んで?センターハウスのウッドデッキから顔を
のぞかせてくれました。撮影は、キャンプ場に遊びにきた
アルバイトスタッフの池田さん。


P1040894.JPG
・その池田さん、野焼きを極めたいとのことです。

今年は8月に入ってから中旬ころまで晴天続き。
激しい夕立も2度ほどやってきましたが、山にとっては
お湿り程度のものでした。
雨が降らないことは、キャンパーや私たちにとって嬉しいこと。
でも、それでは自然のリズムが崩れてしまうんですね。
この夏、イワナ釣りにでかけたお客様は、口を揃えて
「水が少ない。魚が出てこない」と
おっしゃっておりました。

8月下旬になり、秋雨前線が刺激されたおかげで、
ようやく地中深くに行き渡るほど雨が降り、
渇水状態は打開されました。

「胸を撫で下ろした」というのも大げさですが、
近年頻繁におこる予想がつかない自然現象は、
地球の非常事態と認めざるをえません。

マイバッグ運動もそうですが、できることからすぐに
始めて、負への進行を食い止めたいものです。

話しは戻りますが、前線の刺激で川の水量が
増えました。
自然の法則にのっとって、雨で叩き落とされた
陸生昆虫をイワナ達がむさぼり食べて川は
元気を取り戻していったようです。

そこで!!!
様々なシチュエーションでフライフィッシングを
楽しまれてきた佐藤盛男先生に近況報告をしつつ、

「シーズンラストにふさわしい教室を開催してください!
お願いいたします!!」

と先生を困らせてしまうようなお願いをしてしまいました。

「今シーズン最後の釣りをみなさんと楽しみたい」
私にはそんな思いがありました。

その後、何度かお話をして・・・・・・・・・・・・・・。
レッスンの内容は、下記のようになりました!!

フライフィッシングの経験がある方には、「立ち位置、
フライの流し方」等来シーズンに素晴らしい魚と出会うため
「ワンチャンスワンポイントレッスン」、初めての方には、
渓流で初めての1匹を釣るための「華やかデビューレッスン」。

状況にもよりますが、昆虫類を模した毛鉤を中心に使って
イワナやアマゴ達を釣り上げるフライフィッシングの講座を
2日間にわたって開催いたします。

フライフィッシングの魅力は、1匹の魚を手にする
ことだけではなく、その1匹で自然の仕組みが見えてきたり、
その1匹で何人もの仲間が増え、お互いの人生をいろいろな
形で豊かにしてくれるということにあります。

初めての方も経験者の方も一緒に楽しみましょう!!

今年の初夏に行われた教室のカットをご覧ください。


01tying.JPG
・初日はバケツをひっくり返したような大雨で、
終日センターハウスで毛鉤巻き。


02tent.JPG
・佐藤先生と私のテントサイト。カッコーの鳴き声で目覚める朝。
最高に贅沢でした。


03keshiki.JPG
・2日目。朝から快晴。釣りには、曇りくらいがベスト
なのですが・・・。


04dropper.JPG
・水温低め。水面を流れる毛鉤に反応が鈍い状況
でしたので、先生の指示とおりドロッパーシステムで攻略。


05catch.JPG
・見事にフッキング。初日を毛鉤巻きの時間に
費やしたかいがありました。


06iwana.JPG
・きれいなイワナ。大きくなって戻ってきてね。
夢を託してリリースしました。


07shakehand.JPG
・美しい魚と会えたことに感謝。喜びを分かち合います。


08hoba-zushi.JPG
・郷土料理に舌鼓。白樺旅館の朴葉寿司にコロイモ
の煮付けは格別な味わいです。地元の方とのふれあい
も楽しみのひとつです。


09handchain.JPG
・初日の雨で増水気味。川底が不安定な時には
ハンドチェーンで遡行。断然足元が安定します。


10akebi.JPG
・アケビの花がとってもきれいでした。今ごろは、
実をつけているかもしれません。


111rest.JPG
・休憩も釣りのうち。「どこがよかった?」
「さっき切られてさー・・・大きかったんだよね」など
情報を交換します。


12waiting.JPG
・夕方には大量の虫が羽化し、それを食べる魚で
いっぱいになることがあります。その状況になる
までポイントを荒さないように、レストタイムです。


13evening.JPG
・フライマンにとっては、ゴールデンタイム。
真っ暗になって毛鉤が見えなくなるまで、
ロッドを振りました。

▼臨時開催日時:秋の臨時教室<佐藤盛男のフライフィッシング実践2日間>第4弾
1日目:2007年9月29日(土)10:00〜19:00
2日目:2007年9月30日(日)09:00〜15:00

▼ご予約受け付け期間
2007年9月11日(火)〜21日(金)

▼ご予約方法
・お電話でのみ、お申し込みいただけます。
※ご宿泊先のご手配は、お客様各自でお願いいたします。
※MUJIアウトドアネットワーク 03−5950−3660
<月曜日〜金曜日(祝祭日を除く)10時〜17時まで>

▼参加料金
・ユーザー:18,900円(税込)/ゲスト:20,790円(税込)
※料金に含まれるもの
講師料・レンタルロッド・リール料・タイイング材料費・2日目の昼食1回分/
益田川上流漁業協同組合入漁料は、各自でご負担ください。

▼参加対象
・高校生以上

▼定員
・6名まで

▼最少催行人数
・3名

▼持ち物(■は持ち物/●は服装)
■水筒
・ 長時間、野外にいますので、こまめな水分補給が必要です。
容量500ミリリットル以上の水筒を推奨します。
■雨具
・ 防水性と透湿性が高い雨具をご用意ください。
■防寒具
・ 初夏でさえも、日中の気温が10℃前後になることがあります。
■帽子
・ 釣鉤と直射日光から頭部を保護するために、ご用意ください。
■偏光グラス
・ 水中がよく見え、釣果が良くなることもあります。また、釣鉤から
眼部を保護するためにもご用意ください。
■タックル一式
・ フライロッド(#4〜#5前後)、リール(フローティングライン)、
ウエストハイまたは、チェストハイのウェーダー、ウェーディングシューズ
(渓流を歩き回りますので、足全体を包むもの)、消耗品(リーダー・
ティペット・フライ ※フライは、教室中によく釣れると予測される
フライをタイイングしますが、それだけでは不十分ですのでご用意ください)
■キャンプ道具一式
・ 宿泊先を当キャンプ場で手配された方は、キャンプに必要なギアを
ご用意ください。キャンピングギアをお持ちでない場合は、レンタル用品
もございますので、ご相談下さい。
■レトルト食品
・ 暗くなるまでレッスンしますので、簡単に調理できる食材をおすすめします。
■ヘッドランプ
・ 暗くなるまで川にいますので、ご用意ください。
■常用薬
・ 担当医にご相談後、必要であれば服用されている薬をお持ちください。
●肌を露出しない服装
・ 直射日光や紫外線、釣鉤や虫等から皮膚を守るためです。

※ 教室の開催場所はほとんどが野外ですので、急激な気候の変化に対応
するための万全な装備(雨具・帽子・肌を露出しない服装・防寒具)もあわせて
ご用意ください。
※ 安全に実施するため、指定の持ち物をご持参されない場合は、ご参加を
お断りさせていただきます。あらかじめご了承ください。

▼タイムスケジュール
・1日目

10:00  センターハウス集合後、フライタイイング
12:00  昼食(各自でご用意ください)
13:00  各自のお車で秋神川に移動
      スキルに応じてクリニック。初めての方には丁寧に指導
18:00  現地解散・1日目は終了
20:00  講師テントサイトにて懇親会(参加は自由です)

・2日目

 9:00  センターハウス集合後、各自のお車で秋神川に移動
 9:40  昨日に引き続き、スキルに応じてクリニック。初めての方には丁寧に指導
12:00  昼食(こちらでご用意いたします)
13:00  フィッシング三昧
15:00  質疑応答.現地解散。2日目も終了。


本当に充実した時間が楽しめるので、リピーターの方の
ご参加が多い教室です。

皆様のご参加、お待ちしております。

2007/09/07 [アウトドア教室]

皆さん、こんばんは。
南乗鞍キャンプ場インストラクターの播摩です。

ようやく、各地に爪跡を残した台風9号も
過ぎ去りつつあります。
現在は、北海道函館市付近に中心があるようです。
暴風域圏内の方、今後の台風の動向にお気を付け
下さい。これ以上の被害がでないことを心から願って
おります。

さて、少し前のことになりますが、8月も終わりに
さしかかった頃にトム スタインマン先生と
秋の教室の話題になりました。
今年は、例年以上にピザ作り教室の受講者がいらした
ことから、私は勢いがついて、

「今秋は、旬の味覚をふんだんに使ったピザを皆さんに
作ってもらいたいですねー」

と、トム先生にお話しをもちかけたところ、意気投合。
あれから、打ち合わせを重ね、秋にピッタリのピザを
皆さんに作っていただく教室を考えました。

秋のピザにふさわしいトッピング材料とは・・・・。

・飛騨高根町池ケ洞在住の中村はな子さんが育てた
 秋ナス&もぎたてトマト
・私がスモークした(これからスモークします!)
 北海道産のサンマ&飛騨ブタベーコン
・飛騨丹生川町特産の宿儺(すくな)かぼちゃ
・飛騨久々野町の菌床マイタケ
・トム先生の自家栽培のバジル&オリジナルミックスチーズ

もちろん、通常のピザ教室同様、おやつピザ(カルツォーネ風/
分かりやすく言いますと、巨大餃子)も作ります。
生クリームもふんだんに使いますよー。

・飛騨久々野町果樹農園 福蕨さんの津軽林檎

※天候等により記載通りの材料をご用意できないこともあります。
その場合は、代替品をご用意いたします。ご容赦ください。

秋の薫りプンプン。本当に欲張ってしまいました!!

それから、開催日時も同時に決まりました。

▼臨時開催日時:秋の臨時開催教室<石窯でピザ>第3弾
第1回目:2007年9月16日(日)9:30〜11:30
第2回目:2007年9月23日(日)9:30〜11:30

▼ご予約開始日
2007年9月11日(火)〜
※第1回目、第2回目ともに9月11日(火)からとさせていただきます。

▼ご予約方法
第1回目:「石窯でピザ」2007年9月16日(日)9:30〜11:30
・お電話でのみ、お申し込みいただけます。
※すでにサイトのご予約がお済みの場合、前日まで「予約内容変更」
とお申し付けいただき、16日(日)の「石窯でピザ」教室をお申し込み
ください。
※MUJIアウトドアネットワーク 03−5950−3660
<月曜日〜金曜日(祝祭日を除く)10時〜17時まで>


第2回目:「石窯でピザ」2007年9月23日(日)9:30〜11:30
・お電話からお申し込みいただけます.
※すでにサイトのご予約がお済みの場合、前日まで「予約内容変更」
とお申し付けいただき、23日(日)の「石窯でピザ」教室をお申し込み
ください。
※MUJIアウトドアネットワーク 03−5950−3660
<月曜日〜金曜日(祝祭日を除く)10時〜17時まで>

・ホームページ/ユーザーエリアからもお申し込みいただけます.
無印良品キャンプ場ホームページユーザーエリアからログイン→予約→
教室予約
※すでにサイトのご予約がお済みの場合、7日前まではホームページの
ユーザーエリア「予約内容変更」でお持ちの予約番号を入力し、ご希望の
「石窯でピザ」を選択、追加してください。

▼参加料金・参加対象・タイムスケジュール・持ち物など
今年度、南乗鞍キャンプ場にて開催されてきた「石窯でピザ」と
なんら変りありません。
詳しくは、こちらをご覧ください。


材料のレポートは、来週にいたします。
ご期待ください!!

2007/09/06 [アウトドア教室]

皆様、こんにちは。
南乗鞍キャンプ場インストラクターの播摩です。


P1040892.JPG


写真のとおり、今日は天気が荒れ模様気味。
南乗鞍もちょっぴり台風の影響を受けている
ようです。

そんな最中、約10キロ(地図上の直線距離)
離れた畑から朗報が届きました。

「収穫時期が後に延びてきとるで、盆に収穫でき
んかった方にな、採りに来てもらいたいんや」

今朝、毎年タカネコーンの収穫でお世話になって
いるとうもろこし農家の中村はるさん※からの
お電話でした。

「メチャクチャ甘い!それでいてとうもろこしの
風味がしっかり残っている!
あのタカネコーンが、9月15日からの3連休時に
収穫できる!」

これは、グッドニュースです。
すくなくとも、私には・・・。
なにせ、収穫時期は遠の昔に終わり、タカネコーンとは
来年までオサラバだと思い込んでいたんですから・・・。


急きょ、

「とうもろこし収穫」/秋の臨時教室第2弾!

の開催を決定いたしました。


※中村はるさんは、高山市高根町(旧高根村)
日和田地区に生まれ育ち、飛騨牛を飼いながら、
とうもろこしを専門に作られています。今年は、
約8,000本分もの種を植えられたそうです。

一日の寒暖差の激しさを利用し、牛の堆肥をたっぷり
と使うタカネコーンは、メロンと同じ糖度を有するとも
言われ、とうもろこしフリークをも唸らせ、感動を与えて
くれる知る人ぞ知る飛騨高山の特産物です。

私はすでに大量購入をしていて、1度蒸したものを
冷凍しました。これで作る「冬のコーンサラダ」は最高
なんです。ポタージュにしても抜群だとか・・・。

今年は、8月上旬まで冷夏そのものだったこともあり、
例年より実入りが遅れ、初収穫は8月下旬にさしかかって
からでした。おかげで、秋になってもタカネコーンが収穫
できるのです。

こんなことは滅多にありませんから、駆け足でご計画
下さいね。お盆に収穫を逃した方、とくにお見逃しなく!

●教室開催日:9月16日午後15:00〜16:30

●ご予約は、承りませんので、ご来場後にフロントにて
お申し込み手続きをお進め下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。

●キャンプ場〜畑までは、各自のお車でご移動くださいます
ようお願い申し上げます。

●その他、参加料金や持ち物等の詳細につきましては、こちら
ご覧下さい。

2007/09/04 [スタッフの「外あそび」]

こんばんは。
南乗鞍キャンプ場インストラクターの播摩です。
本日の南乗鞍の最高気温は、25.4℃。
真夏のようでした。

しかし二十四節気では、もうじき白露 。
本当は、花が教えてくれているとおり、都市部
でも秋の気配を感じてもいいはずなんですけど。
まだまだのようですね。
これも温暖化の影響でしょうか。

さて、秋といえば「食欲」。

秋でなくても食欲がありすぎて困っている
私ですが、秋という季節はその食欲をさらに
沸き立たせる力があるような気がします。

今回はなんと、越冬用のBaconを作ることを言訳に
6kgもの豚肉を入手してしまったのです!!

「手間暇かけてやるなら、前から気になって
いた豚でベーコンを作って食べ比べをしたい」

スイッチが入った私は、いつもの天狗さんに
飛騨ブタを手に入れるためだけに車を走らせ
ました。


tengu.jpg


玄関を開けようとすると、強烈に脳を刺激する
ポップが・・・。


gyusuji.jpg

いけない、いけない。
「今日はベーコン用のお肉を買いに来たんだ」
と言い聞かせ、目を瞑っていざ注文!


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ご主人の山口さんが、注文どおりのフレッシュ
飛騨ブタを3kgほどご用意くださいました。


hidabuta.jpg


今朝は、電話で注文しておいた津南ポーク
(活性炭やヨモギ、海藻等を食べて育った豚)が
予定のとおり到着しました。
※津南キャンプ場のある新潟県津南町で購入できます。
メンチカツもおいしい!!詳しくは、津南キャンプ場のスタッフに!


takuhai.jpg


tasunanpork.jpg

材料が揃ったところで、どこのご家庭にもある調味料だけで
燻製作りにとりかかりました。

塩と砂糖とコショウに生姜。それから静岡の友人
が送ってくれた焼酎。これだけです。


zairyo.jpg


keiryo.jpg

これらを混ぜ合わせ、飛騨と津南の豚バラに
丹念に擦り込んでいきます。


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あとは1日1回、天地を返して、1週間ほど冷蔵庫で
熟成させ、塩抜きなど工程を経て最終に煙をかければ
おいしいベーコンになるのです。(なるはずです!)


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cool.jpg

「ベーコンと呼べるまでの道のりは遠い。
どちらもおいしいに決まっている。
それでも自分なりに答えを出したい。」
等など、プロの調理人になった気分に酔い
浸って、厨房を後にしフロントへ向かうと、私以上に
自己陶酔している山岩が・・・。

「カーフィープレス※、カーフィープレス」

※コーヒープレスのこと

と呪文のように唱え、入荷したばかりの商品を
手にとり、想像中か妄想中か空想中か、幸せそうな
顔つきで、ウンチクを語り始めたのです。


cofee%20mug1.jpg


その後、だれもいないセンターハウスで
レジの操作音だけがこだましていました。

●彼のコーヒー熱に関しては、7月23日の記事
ご覧くださいね。


2007/09/02 [アウトドア教室]

皆様、こんばんは。
南乗鞍キャンプ場インストラクターの播摩です。
ご無沙汰しておりますが、おかわりございませんか?

私は、涼しすぎるくらい涼しいキャンプ場で
一息ついて、充電しているところです。
場内では、初秋の風物詩「マツムシソウ」が咲き乱れ、
夏とは違った雰囲気が漂っています。


matsu.jpg


昨晩、「草木染め」教室の講師宇土成子先生から
「とても良い色にマイバッグ※が染まったから見に来て!!」
と連絡をいただいたので、どんな色合いに染まったのかと
期待に胸を膨らませて先生宅へと足を運びました。


river.jpg


先生のご自宅は、イワナが潜んでいそうな渓流のほとり。
到着時は、今にも泣き出しそうな空でしたが、そんなことを
忘れさせてくれるほど気持ちのよいところでした。


gaeden1.jpg


ガーデンには自家栽培されたハーブがいっぱいで、爽やかな
薫りを放っています。


garden2.jpg


ダイニングに招かれると、ウワサの?!マイバッグと
フェイスタオルがありました。


coffe1.jpg


キタイどおり。実にイイ色。
どれも深みがあって落ち着く色あいです。
あまりにも気に入ってしまったので、
ガーデンで撮影することにしました。


P1040859.jpg
●マイバッグ/左から・・・タイム・セージ・ローズマリー・タンジー


先生の都合もお聞きせずに思わず、
「このハーブで教室を開催してもらえませんか。是非!」
とお願いをしてしまいました。

その横では、クラフトマンのご主人が作製されたハンガーラック
に、出番を待っているハーブがぎっしりと並んでいます。


hunger.jpg


「いいですよ。」
と快諾いただき、9月23日13:00〜15:00に
「草木染め」ハーブ染め編の教室を臨時開催することにいたしました。
ご予約方法等は、詳細が決まり次第、あらためてご案内
いたします。


time1.jpg
●タイム


saje.jpg
●セージ


rose11.jpg
●ローズマリー


tanji1.jpg
●タンジー


これなら、「ステキなマイバッグで素敵なお買物」が
できそうですね。


berugamotto.jpg
●ベルガモット(紅茶の葉の香りつけに。先生は、鑑賞用に
育てられています)

※「マイバッグ」とは、弊社が 「マイバッグで素敵なお買い物」を
提案し、販売している商品です。キャンプ場では今年度の
営業開始日より省資源活動の一環として、お買い物時のレジ袋
削減に取り組み、ご宿泊のお客様(1予約・1組)がご来場チェック
インされる時に1枚お渡ししております。