MUJI×UR 団地リノベーションプロジェクト
トークイベント「MUJI×URで考える団地の未来」

※このレポートは、2017年1月15日に無印良品 グランフロント大阪Open MUJIスペースで行われたトークイベントの模様を採録しています。

長谷川
関西の対象団地
URの長谷川と申します。よろしくお願いいたします。
まずは、関西の対象団地をご紹介します。大阪市の「リバーサイドしろきた」、堺市の「泉北茶山台二丁団地」、豊中市の「新千里西町団地」、これら3件の団地で、2012年にスタートしました。
長谷川
そして、2013年以降、新たに大阪の3件で実施。「千里青山台団地」と「東豊中第2団地」と「新千里東町団地」です。どの団地も自然が豊かで、木々が大きく育っています。
長谷川
大阪以外でも、京都市伏見区にある「桃山南団地」、神戸市にある「落合団地」と「新多聞団地」、また2016年度からは、大阪府池田市の「アルビス五月ヶ丘」、豊中市の「新千里北町」、奈良市の「中登美第3団地」、神戸市の「多聞台団地」に展開しております。
長谷川
住まいレポーター<アーリーとターナー>
今回は、団地に実際住み、日々の暮らしの楽しみや、団地フェスというイベントなどのレポート「東京・大阪・団地暮らし~光が丘と千里、2つの団地の住まいレポート~」で発信してくれている、アーリーにもお越しいただいております。
アーリー
はじめまして。アーリーです。現在、1年という期間で、新千里東町団地を借りさせていただき、住まわせていただいております。僕「アーリー」と、もう1人「ターナー」という女性と2人で住み、団地暮らしの日常をレポートしています。
長谷川
アーリーは、団地に住むのは初めてですか?
アーリー
はい、今回が初めてです。出身は石川県なのですが、周囲に団地もなく、これまで目にする機会もほとんどありませんでした。
長谷川
昨年の10月から住んでいただいているのですが、団地の印象は、住む前と後で、何か違いはありましたか?
アーリー
以前は団地という言葉から、コンクリートの塊が並んでいるような無機質なイメージを思い浮かべていたのですが、実際住んでみて緑の豊かさに驚きました。
長谷川
住戸の窓から撮影した緑豊かな団地の写真だけでなく、室内の写真もご自身で撮影して、レポートいただいております。麻畳の上にデスクや棚などを置いて、洋室のように自由にアレンジしている様子を伺うこともできますので、皆さんもよろしければ、アーリーとターナーの住まいレポートをウェブから覗いてみてくださいね。