名人探訪
2010/12/09 [お知らせ]
みなさんこんにちは!
今朝の最低気温は−8℃!
よく晴れて、澄んだ青空が広がっていても、
サイトには大きな霜柱がザックザク!!
そんな冬の朝、嬬恋キャンプ場スタッフは
いそいそと車に乗り込んで・・・
どこに行くのかって?
「六合(くに)村」です!
群馬県の北東部、嬬恋村からは車で一時間ほどの
山間の集落へ・・・
なぜかって?
それは・・・、
「マイ臼」と「マイ杵」の制作依頼のために!
嬬恋キャンプ場では、今までおもちつきのイベントは、
臼・杵をお借りして開催していたのですが、
そろそろマイ臼・マイ杵も必要じゃないか!
マイ臼・マイ杵でついた、おもち。さぞうまかろう!
という純粋な動機と純粋(?)な食欲に突き動かされ、
いよいよ本日、知る人ぞ知る木工の名人「六合村の関さん」のところへ
制作依頼&製作現場見学となったわけです。
こちらがうわさの関さん。
関さんの腰かけているのが・・・
我々の夢のマイ臼・杵になってくれる、「みずめ」という巨木。
山から切り出して、3年間は乾燥させておくのが理想だそうです。
こんな大きな木を、関さんは切り倒して、運び出して、臼・杵はじめ
こね鉢やテーブルなどに加工するのです。
・・・すごい!
木の香りただよう仕事場におじゃましてお話をお聞きしました。
そこは、何か圧倒されるようなものとほっとするようなものが
一緒になっている不思議な空間でした。
年季の入った道具たち。
道具の使い方を実演していただいたり、
薪ストーブを囲んで、
手作り干し柿をふるまっていただき、
いつの間にか、なんだか、
実家に帰ったみたいなほっこり感・・・
実際に関さんが作った杵を見せていただいて。
一つ一つの材に合った切り出し方、緻密に計算された作り・・・
手にすれば「使ってみたくなる」道具がそこにありました。
お話を聞いているうちに
あっという間に時間がたってしまいました。
臼と杵の制作は快諾していただき、
春には出来上がるようお願いしました。
関さんは養蜂もやっていらっしゃるそう。
木工に使うミツロウを取り出すところを見せていただき、
お土産には、関さん曰く「パンにたっぷりぬって食べるのが一番好きだな!」
の甘〜いハチミツを。
制作過程も取材にうかがう予定ですが、
「ふつうに遊びに行きたい!」
そんな『関さんち』でした。
どんな臼・杵ができるのか・・・
はあ〜、すごく、楽しみです!
乞うご期待!