新連載スタート!バラギ図鑑No.1
2009/04/06 [バラギ図鑑]
こんにちは、カンパーニャ嬬恋キャンプ場の渡瀬です。
極寒の冬を乗り越え、嬬恋キャンプ場にもゆっくりと春が
近づいています。そして、名前も知らない動植物や小さくて
見過ごしてしまう昆虫たちの姿が観察できるようになりま
した。そんな時、私のココロの中にある言葉。
「雑草という名の草はない」
これは、昭和天皇のお言葉。
たしかに、全てのモノには名前がある。人も同じであるように。
これからスタッフが、一年を通じてキャンプ場・バラギ湖周辺で
発見・観察したものを皆さまにご紹介したいと思います。
いつの日か、図鑑のように出版できる日を夢みて。
本のタイトルは、「バラギの森羅万象」
記念すべき第1回目は、バラギ湖の春の顔といえば・・・
「ザゼンソウ」(座禅僧) サトイモ科 ザゼンソウ属
山地の湿地に生える多年草。
花は、特殊なフード状の仏炎苞に包まれた黄色の
だ円体にびっしりつき、これを肉穂花序とよぶ。
2009年4月6日 えさ釣り専用池付近にて撮影
早春のまだ寒く葉が展開する前に開花する。
その姿が座禅僧の姿にに似ているのでこの
名がついたそうです。
(参考文献)
木原浩 (1999) 「ヤマケイポケットガイド(2) 山の花」 山と渓谷社