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担当者に聞いてみよう!ヤッホー・ブルーイング編

2010/04/22 [イベント]

こんにちは!清水です。

本来は渡瀬が担当するこのシリーズ。
ですが・・・

今回の来訪先は“ブルワリー”!
インタビューさせていただくのは“ブルワー(醸造技師)”!
えっ
特別に製造施設の見学も!?

嬬恋キャンプ場一、お酒を愛している。
そんな私清水が、目の色を変えてリポートさせていただきます。


「メーカー担当者に聞いてみよう!〜ヤッホー・ブルーイング編〜」

今回お話をお聞きするのは、
ブルワー(醸造技師、ビールを造る人)の田口さんです。

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田口昇平さん 株式会社ヤッホー・ブルーイング 醸造技師(ブルワー)
1980年、広島市出身。2006年入社。
大学時代に森林を学んでいたことから、アウトドアの道へ。
アウトドアシーンで欠かせない「ビール」について追求するうちに
ビールが職業になってしまったそうです。


今日はインタビューの前に、どきどきの
ビール造りの現場見学タイム!!

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まずはビールの原料のモルト(麦芽)。
麦を発芽させ乾燥させたもの。

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こちらはキャラメルモルト。
黒ビールなどの独特の色や香りは、
このように焙煎したモルトを使うことで生まれるそうです。

田口さんはその場でボリボリ食べてしまいました!
我々もおそるおそる・・・
ん、おいしい!甘くて香ばしくて、お菓子のようでした。
これが大人の飲み物になるのかあ。不思議です。


モルトを粉砕してお湯を加えると、麦のでんぷん質が糖分に変わる。
ホップの香りと苦味を加える。
酵母を加え、発酵作用によって糖分がアルコールと炭酸ガスに分解される。
低温で熟成させる。ろ過する。低温殺菌する。
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モルトを煮る、暖かくて甘いにおいの部屋。
ずらりと大きなタンクが並ぶ、ひんやりとした部屋。
ろ過するための銀色の機械。
熟成を待つビールが眠る部屋。
味や品質をチェックする研究室のような一角。
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「麦汁をねっ・・・」
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次々と田口さんが案内し、熱く説明してくれる“ビールができるまで”。
数々の工程と長い時間を経て、あの黄金色や琥珀色や黒色の
魅惑の飲み物は完成するようです。
我々はへえ〜とか、そうなんだ〜とか、だからか〜!とか、
身近なお酒である「ビール」について
新鮮な驚きや発見の連続でした。

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制御盤やタンクの前を忙しく行き来する醸造スタッフの方。
やっぱり働いている人はかっこいいなあ〜
つくっているのがビールだと思うと、なおかっこいい!
と、個人的に。


みんなが興奮した、
出来たてほやほやのビールが缶に詰められ、フタをされ、
ごろごろとレーンの上を転がって箱に詰められる工程。
大きな機械が動いているのって、なんだかわくわくしますよね!
しかも続々と運ばれていくのがビール!
私のわくわく度、最高潮です。
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ビールのことを教えてもらった後は、
田口さんのことを。
実はここだけの話し、田口さん、元嬬恋キャンプ場スタッフなんです!

キャンプスタッフをブルワーに変えてしまう。
ビールがもつその魔力もとい、その魅力とは!?
何ですか?田口さん!!

Q1.株式会社ヤッホー・ブルーイングをご紹介下さい。
1996年設立。
創業者である星野佳路(ほしのよしはる)が米国留学中ニューヨークで飲んだ
小さなブルワリーのビールに大きな感銘を受けたことが会社設立のきっかけ。
その使命を「ビールの世界にバラエティを提供する」とし、
その覚悟を体現した「よなよなエール」を筆頭に、ラガービール寡占状態の
日本のビール市場にバラエティ豊かなエールビールで挑戦する。


Q2.今回のイベントでの見所を教えてください。
「今回のビールはどなたでも飲みやすい味のものをお届けします。
ウリはやっぱり、醸造所から直接お届け!造った僕が注ぎます!
ってことですかねえ〜」
おお〜。
造った本人ならそのビールを知り尽くしているはず。
その人が注ぐなら間違いないですよね。
こりゃ、楽しみだ。

Q3.田口さんにとって思い出にのこったキャンプを教えてください。
「10年前に行った、東京都最高峰、雲取山ですね。
大学の先輩が究極のビールの飲み方を教えてくれるっていうんで、
ちょうど今くらいの季節に桜咲く奥多摩湖のほとりから登って
頂上少し下あたりでキャンプしたんです。
汗ばむ陽気で、Tシャツで登って行ったけれど、キャンプのそばはまだ残雪があって、
先輩がまず何をしたかというと、残雪にビールを突き刺して。
そして、寝床の支度、食事・おつまみの用意。
そうこうしているうちにビールが飲み頃温度に。
夕焼けとともに極上のビールタイムが到来するわけです。
クーラーボックスなんて持っていってられない山登りだけど、
酒好きは執念でビールを冷やすんです。
今度はよなよなエールでやってみたいですね。」

キャンプの思い出の中にもやっぱり、ビール。
自然の中でビール。
運動の後にビール。
夕焼けとビール。
自分が造ったビール。
いいですねえ〜!

Q4.今夢中になっている「外あそび」を教えてください。

冬場はビールひと筋、らしい田口さん。しばしの黙考のあと、

「強いて言えば、MTBですかね。
職業柄、おなかが出てしまうから、汗をたくさんかかないと。
でも、のどが渇いてビールを飲んじゃうから元の黙阿弥なんですけどね。
家のすぐそばから山になっているので
軽井沢の上のほうまで一気にバーっと登って、
軽井沢でご飯を食べて、下ってくるのが定番コースです。
今シーズンは嬬恋キャンプ場まで行ってみたいですね!」

おっ
是非そのときは我々の分のビールも直送希望です!なんて。
「外あそび」もビールつながり。
田口さんの日常はビールを中心にまわっているようです。

さあさあ、お待ちかねの試飲タイム!
営業担当の四つ谷さんにもご参加いただき、
ヤッホー・ブルーイングご自慢のラインナップを
ご紹介いただきました。
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下戸のインストラクター櫻井も嬉しそう。
ビールが好きになっちゃったようです。
説明をお聞きしつつ飲み比べると、
色、香り、味、それぞれしっかりと個性があることがわかります。

私もビールが大好きです。
お酒を飲みに行くと、「ひとまず、ビール!」
でも、「ひとまず」とか「とりあえず」なんて、失礼だったかもしれない。

ビールを愛し、ビールとともに過ごす時間を愛する人たち。
ヤッホー・ブルーイングを後にして
キャンプ場へ帰る時の気持ち良さは、試飲したビールの
酔いだけではない気持ち良さでした。


後日田口さんにお聞きした質問、

Q5.ビールを醸造する工程で一番気合を入れているところはどこですか?
「全部!全部全力!」

アツいなあ〜!
かっこいいですね!
大人のみなさん、ゴールデンウィークにご期待下さい!


次回は「ヤマトインターナショナル株式会社(エーグル)」のご登場です。お楽しみに!


第1回目インタビュー「コールマン編」もどうぞ。

第2回目インタビュー「モンベル編」はこちら。

第3回目インタビュー「スノーピーク編」もあります。

第4回目インタビュー「小川キャンパル」編もぜひ。

第5回目インタビュー「エイアンドエフ」編も必見です。