担当者に聞いてみよう!エーグル編
2010/04/23 [イベント]
こんにちは、カンパーニャ嬬恋キャンプ場の渡瀬です。
5月2日(日)から4日(火)まで開催されるイベント、
「OUTDOOR FIELD EXHIBITION 2010」。イベント詳細はこちら。
イベントの見所からアウトドアに対する熱い「思い」まで、とことん各メーカー担当者に直接インタビューを行いましたので、その模様をお伝えします!
なんだこりゃ??到着して最初に思った感想。「この本社ビルは、戦艦ヤマトをイメージして建てられたんです。実は、建築の世界ではけっこう有名なんですよ。」とご説明してくださったのが、エーグルの中村さんです。(びっくりしすぎて写真撮るのをわすれてしまいました。。。ごめんなさい。)
「メーカー担当者に聞いてみよう!〜エーグル編〜」
中村 彰宏さん
1972年、東京都出身。「エーグル渋谷店」のアルバイトから始まり、現在はヤマトインターナショナル株式会社エーグル事業部に所属。休日には、お子さんと花摘みにお出かけしたり、草野球に興じるなど公私共に多忙な日々。
Q1.エーグルをご紹介ください。
「今から約150年前の1853年、フランスにて始まりました。突然ですけど渡瀬さん、なぜ『エーグル』というかご存知ですか?」
う!? 予想外の展開! 勉強不足です。お教え下さい、中村さん(涙)
「大丈夫ですよ(笑)。知っている人の方が少ないですから。」
ホッ。よかった〜(汗)。
「創業者は、アメリカ出身のヒラム・ハッチンソン。フランスでラバー工場を設立したことがスタートです。その時、工場にアメリカの国鳥である『鷹〜EAGLE〜』への敬意を示し“A L’Aigle”(フランス語で鷹の意味)の商標を登録したのです。そこから、AIGLEと名づけられています。」
な〜るほど。異国で事業を起した際に、祖国への思いを込めて名づけられたエーグルという社名。ガッテン、ガッテンです。
「また創設時から、代表商品であるラバーブーツは、伝統的な製法でハンドメイドされています。もちろん多少デザインは変わっていますが、ブランドのポリシーでもある機能的でありスタイルの美しさは大切にしています。つまり、フィールドからそのままカフェに入れることを意味しているんですよ。」
カッコイイ〜。と素直な感想。フィールドから街まで、ボーダレスのブランドであるエーグル。このちょうどいいスタイルが、人気の秘密かもしれません。
Q2.今回のイベントでの見所を教えてください。
「機能性で美しい、この方程式を主軸にしてさまざまなシーンでのコーディネートを提案したいと考えております。つまり、キャンプという枠に捉われず、トレッキングからガーデニンングまで外に飛び出して行きたくなるスタイリング提案になると思います。」
確固たる自信に満ちたご回答いただきありがとうございます。正直な話、アパレルのみの展示サイトってどうなるのかまったくイメージの湧かなかった私にとって、安堵と共に新しいワクワク感さえも感じてしまいます。
「でも、実際何も考えずにこのイベントに参加表明しちゃたんですよ〜。ここだけの話ねハッハッハッ(笑)。」
マジですか、と突っ込みを入れたくなる発言をさらっと言う中村さん。自分が楽しいとか挑戦してみたいと思ったら迷わずOKと言ってしまう中村さんの人柄が表れていました。素敵です。
Q3.中村さんにとって思い出に残ったキャンプを教えてください。
「でた!この質問!!!厳しいな〜〜(笑)。いっぱいあるんだよなぁ〜(笑)。」
そして天井を見上げ、沈黙になる2人。なぜ人は考える時に天を見上げるのかなぁ?と疑問に思いながら第一声を待つ。そして、待つ、さらに、待つ・・・・
「あれは中学生の時だったかな、あまり仲良くない友達と2人でキャンプに行くことになったんですよ(笑)、しかも自転車で。なぜそんな事になったのか今でも不思議ですけど、多分一緒に自転車通学している時に行ってみようかって話になったんだろうけど、完全にノリというかあの時のエネルギーだと思います。東京の吉祥寺から相模湖まで父親のキャンプ道具を荷台に積んで、自転車でひたすら走ったんですよ(笑)。早朝4時に出発して、もうホントになんとかかんとか相模湖に着いた感じです。到着後、テント設営してカップラーメン食べたらもう夜。気持ちよく熟睡した記憶があります。翌朝もまた、なんとか家に帰還した感じですよ(笑)。あいつ今どうしているんだろう?(笑)。」
だれにでもある冒険という言葉の魔力。中学生の中村さんにとって自分の守備範囲を超えたまさしく冒険だったそうです。今なら車でスイ〜っと行けてしまいますが、中学生にとっては遠い異国にまで行った感覚であり、帰ってきた時はひとまわり大きくなった自分がいたそうです。
Q4.いま夢中になっている「外あそび」を教えてください。
「いつも持ち歩いているものがあるんですよ。ボンゴっていう打楽器です(笑)。」
ボンゴ????
「太鼓が二つ並んだ、キューバの打楽器なんですけどね。約15年くらい前にアメリカのフリーマーケットで買って以来愛用しています。イベントとか出かける時は忘れずにみたいな(笑)。」
不思議キャラの中村さん。だってそばにあるんだもん!ってまるで子供のような発言をしていました。でも、特に曲があるわけでも誰かに教わったわけでもなく見よう見まねで叩いているそうです。
「暇な時にね、こうしてパカパカっと今の気持ちを正直に叩くんです(笑)。自分の内なるビートを、気持ちがいいんですよ〜。でも他人が聞いたら変なリズムに聞こえるかもね(笑)。」
気分は、ミュージシャンのCharだそうです。自分の気持ちや感情を何かを通じて正直に表現できる中村さん。もちろん、今回のイベント会場にも持参してくれます。演奏を聴きたい方やボンゴを触ってみたい方は、エーグル展示サイトを目指してください。中村さんは、優しい笑顔で喜んでお待ちしているそうです。
そして次回は涙の最終回!?「ブリジストンサイクル株式会社」のご登場です。お楽しみに!