バラギ図鑑 No.2
2009/04/27 [バラギ図鑑]
こんにちは、カンパーニャ嬬恋キャンプ場の渡瀬です。
2回目の今回は、早春のリーダー的な存在の「フキノトウ」です。
2009年4月26日 バラギ湖遊歩道にて撮影
「フキノトウ」 キク科フキ属
実は雌雄異株の多年草。つまり、花にも雄花と雌花があるのです。
身近にある種子を作る植物では、ヒガンバナとこの「フキノトウ」
くらいだそうです。
まずは、雄花。
2009年4月26日 バラギ湖遊歩道にて撮影
雄花は黄白色で、小さな管状の花だけの集合体が、更に球状に集まっています。
そして、雌花。
2009年4月26日 バラギ湖遊歩道にて撮影
白っぽく痩せているのが雌花。
背を高く伸ばし、タンポポのような綿帽子になるのが雌花だったのです。
よ〜く、よ〜く観察すると、同じように見えていた「フキノトウ 」も
雄花と雌花の違いがあるのが分かります。
次回、「フキノトウ」を見たときにでも思い出してみてください。
(参考文献)
木原浩 (1999) 「ヤマケイポケットガイド(2) 山の花」 山と渓谷社